運命の恋、拾われました

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最終兵器と出来損ない





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自分の不運を呪ったことのない人はいるのだろうか？




私は運のせいにして逃げてきた事も沢山ある

だから、神様には相当嫌われていると思う









この、岩田さんと出会った事も

神様から送られてきた嫌がらせなのか＿＿＿＿＿





はたまた、神様からの最後の優しさなのか＿＿＿＿＿








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そんな事を考えながら岩田さんの髪の毛を撫でていた





＿＿＿＿＿＿岩田さんが実は起きていてニヤニヤしているのにも気づかずに








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岩田さんの髪の毛の触り心地が良かったのか

太ももから伝わる彼のぬくもりが心地よかったのか




いつの間にか、瞼が落ちていた





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岩「＿＿＿＿＿＿....きて....Aちゃん、起きて！」








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眠りは深い方で、起きるのには時間がかかる方だ




でも、今は





一瞬にして目が覚めた






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「＿＿＿＿＿会ったばかりの人と、一夜を共にしてしまった.....」



隣から盛大な笑い声



岩「言い方！笑
そんな言い方されたら誤解しちゃうじゃん。」




目が覚めたとはいえ、完全に頭が回っていない私を見て

岩「おはよう、A」






そう言って優しく微笑んだ






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今度は目も頭もしっかり覚めた




名前を呼び捨てにされただけなのに


朝から私の心臓はよく働いていた

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