運命の恋、拾われました

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いつもの本屋でなんとなく目についたこの小説

本を買うときはいつもタイトルや背表紙でぱっと目についたものを購入する。


今回のそれがこの小説＿＿＿＿＿＿＿植物図鑑




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運命の恋、拾いました＿＿＿＿＿＿＿＿



このサブタイトルに惹かれた




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非現実的なことを想像するのが妄想族の醍醐味だからね


この年でこのサブタイトルの小説を買うのは若干気が引けるけど
この年になったからこそ、【開き直り】もできるわけで。


この店の店員さんにどう思われようが、そんなに気にする事ではない。



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今回のファーストインプレッションは当たりかなー、と考えながらレジへと向かった。



店員さんに、
「カバーつけられますか？」
と聞かれる。

悩んだけど、今回は付けるのをやめた。 なんとなく。



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このことが、この後の私の運命に大きく関わることになるなんて




夢にも思わずに＿＿＿＿＿＿＿＿






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この時の私がこの小説にカバーをしてもらっていたら＿＿＿＿



まず、この小説に決めなければ＿＿＿＿＿＿


そして、あなたの決断がなければ＿＿＿＿＿＿




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私とあなたの未来、そんなものは無かったでしょう




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もしかしたら違う形で出会っていたかも？

そんなの、ありえない。




ただでさえ、嘘のような本当の話。



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他の出会い方なんて考えられない


偶然でも、運命でも
そんなことはどうでもいい。



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ただ、あなたに出会えて

あなたに恋をして

あなたと一緒に歩いていけること＿＿＿＿＿＿



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その、まぎれもない今日のこの一瞬だけで


わたしには後悔はないのだから

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