道産子少女は紅一点！ (ページ14)

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オムライスページ14

室龍太 side

しばらく泣いたもとちゃんは

泣き疲れたのか俺の膝の上で寝てる。

室｢こんな体制で寝たら体痛めるやろ…｣

とりあえず俺のベッドに寝かせとこう

そう思って抱きかかえてみたけど軽すぎる。

ちゃんとご飯も食べれてないんやろな…

寝てる間に食べるものなんか作ってあげよう

きっと今日は泊まる！って言いだすだろうし。

前気に入って食べてくれたオムライスにしよう。

なんて考えてる俺はだいぶもとちゃんの事好きやな笑

とりあえずオムライスを作っていると

もぞもぞ起きてきたもとちゃん

室｢あ、起きた？｣

『うん、ごめんね、ベッドありがとう』

室｢謝る事なんかしてへんやろ笑

ていうか、最近ちゃんとご飯食べてる？｣

『んーあんまり食べれてないかも…』

室｢やっぱり…とりあえずオムライス作ってるからあとで食べ｣

『うわぁめっちゃいいにおいじゃん』

室｢てか今日どうすんの、暗くなってきたけど｣

『…泊まらせて頂きたいです』

室｢そう言うと思ったわ笑

荷物は？どこに置いてきたん？｣

『マネージャーさんが持っててくれてて

今ここに持ってきてくれるって』

室｢そっか

疲れてるだろうから今日は早く寝るんやで？

はい、龍太特製オムライス！｣

『何それ笑でもめっちゃ美味しそう！

いただきま～す！』

口いっぱいに詰め込んで食べるもとちゃん

少しは元気になってくれたかな

室｢なぁ、もとちゃん｣

『ん～？』

室｢もとちゃんはジャニーズに必要な存在や。

ジャニーさんが認めた女の子やで？

アンチだって、努力を見せてファンにさせればええ。

もとちゃんにはそれくらいの力があるし

周りにはたくさんの仲間がおる。

もちろん俺も。

だから辛くなったらもっと頼ってええんやで？

まぁ…こうやって時々俺に話に来てくれるだけええのかもな…

とりあえずアンチの声を自分の元気に変えて

見返してやろうや｣

『うぅ～めっちゃいいこと言うじゃんるーたくんのくせにぃ』

室｢最後の一言余計や

まあ受験もあるんやもんな

俺はなんも教えられへんけど…笑

とりあえず分からないところは色んな人に聞き？｣

『うん！』

なんとか元気を取り戻したみたい

もとちゃんなら大丈夫、きっと。

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作者です！

今回は室くんを一人暮らしという設定で進めました

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