キミと月明かり (ページ20)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:15,535 hit

ついにバレてページ20

「えっ...二宮くんには関係ないよ。」

『どういう意味だ！』

「だから関係ないでしょう！ほっといてよ！」

どうしてきになるわけ。
そこまでして問い詰めるの。

部屋に戻りベッドの上で天井を見上げていた。

「分からない...」

次の日は街に出て買い物をした。

「ちよりさんはどこに行くの？」

［カズくんにプレゼント買おうかなって！］

「素敵ですね。」

［あなたは好きな人とかいないの？］

「いないです。」

［あらっ、そう。なら、ちよりのお買い物に

付き合ってよ。］

2人で街に出る。

アメリカは日本より可愛い小物や雑貨のお店が
たくさんある。

［カズくんに似合うお揃いのブレスレット

ないかなぁ。］

「ちよりさんは二宮くんのどこか好きなんです

か？」

［カズくんの優しさ。あぁ見えても根は真面目で

とても優しいの。けど優しさを伝えるのが不器用

なだけでね。］

ちよりさんが言ってる言葉が
全て分かる自分がいた。

「これにしよ！！」

夕方になり空港に向かう。

［カズくん、これプレゼント！］

開けてみると、

『ブレスレット。』

［ちよりとお揃い！じゃん。］

『ありがとう...』

なんか浮かない顔。

飛行機に乗り日本へ帰ってきた。

久しぶり日本
空港には久しぶりにみる櫻井さん。

〈坊ちゃん、お嬢様。お帰りなさい。〉

〔ちょっと待って。カズと君はどういう関係なん

だい。〕

［一緒に住んでるの？］

ついにバレてしまった。

《いつかは分かることだったんじゃない？》

『お前らが思ってるようにこいつと暮らしてる。

けど一つだけ誤解されたら困るから言うわ。』

えっ...

なんか怖い...

ずっと相葉くんばっかりみてる。

『一緒に住んでるけどやましい事もなければ

部屋も別々だ。そして俺はこいつのことが好き

だ。』

そこにいた全員が目を大きくして
驚いた。

〔本当かい！〕

『あぁ...』

私のこと⁇⁇