記憶が消えるあの日まで【歌い手】4

あの日から5日目 ページ6

Aside

現在1時。

今食べてるのは、病院のご飯
これで最後なのか。

少し悲しい部分もあるけど、すとぷりに戻れることが1番嬉しい。


これで最終確認して帰るかあ〜。


ご飯を食べ終わって休憩していたら

なーくんからLINEが来た。

ななもりAちゃんさ、一旦病院からすとぷりハウス来れる?退院したら。


A別にいいけど……どーしたの?

ななもりまぁ、いーからいーから。とりま来てねー!


すとぷりハウスってことは全員いるのかな？

気づけば1時半。


そろそろ向かうか。


いつもお世話になった、お医者さんや、看護師さんにお礼を言って、病院を出た。


駐車場にはお母さんがいて、車ですとぷりハウスまで送ってもらうことにした。



……着くとなーくんが出迎えててくれていた。


な「Aちゃん〜。とりあえず部屋の中入って〜」


『なーくん！…おけ！じゃー入るよ？』

ガチャって音をたてて開けたドアの先には

クラッカーを持っているすとぷりメンバーがいた。


さ「A！退院おめでとう〜！！！」


パン！パン！

さとみくんの声と同時にクラッカーがなった。


り「退院おめでとう〜。おかえり」


る「一時期どうなるかと思ってけどね〜。」


な「でも無事で良かった〜。」


クラッカーの紐が頭に被りながら私は

感動で泣いてしまった。


ジ「おいおい、泣いてちゃ楽しくなくなるよ〜。」

こ「ジェルも泣いてんじゃんwww」


私はそんな会話が好きだ、


すとぷりに今、戻ってきた。



『ただいま』



……………………………………

そろそろ完結に向かおうとしています。


ですが、まだ続くので楽しみにしていてください。

あと、2人で600人に……お気に入りが…


この作品こんなに色んな方々から読んでいただいて

すごく私は嬉しいです。


ほんとにありがとうございます。


これからもいちご猫の作品をよろしくお願いします。

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