Insane Love of Seven Person (ページ4)

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【M】① ページ4

【T.M side】

忘れ物があって会社に戻ってみると
暗闇の中でポツンと明かりが灯っていた。

よく見てみると…

俊『あれ？Aちゃん？』

俺の声に驚いたのか、一瞬肩をビクッとさせて
目を擦った後に笑顔でこちらに振り返った。

今まで泣いていたのかな…。
目元が赤くなってる。

俺はゆっくりとAちゃんの座る
デスクへと歩いていく。

俊『Aちゃん？
俺の前では強がらなくていいんだよ？
嫌なこと辛いことがあったんだよね？』

なるべくAちゃんが萎縮して
しまわないように背中を擦りながら
優しく声をかける。

俊『俺じゃ頼りないかもしれないけど…
何があったのか聞かせて欲しいな…。』

これは本心。

俺さ、結構慌てることが多くて
落ち着きがないって言われるんだけど…
Aちゃんはそんな俺の事いつも
支えてくれてさ…。

お礼って言ったらおかしいかもしれないけど
Aちゃんが困ってる時や辛い時は
俺が支えてあげたいって思うんだ。

俊『大丈夫。
ゆっくりでいいから、ね？
話してみると少しは楽になるよ？』

辛い時、困っている時はすぐに
俺が駆けつけてあげるから。

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俺さ、お姫様のためだったら
何でもしてあげたいって思ってるんだ♪

だってすんごい大好きなんだもん。

だからもっと俺の事頼ってほしいな♪

それにね俺、お姫様が辛そうだと
凄く辛くなるんだ…苦しいし…腹立たしい。

誰が俺の大切なお姫様を苦しめているのか…。
そんな人には…それ相応の罰が必要だからね。

お姫様を苦しめる人なんてこの世界に
1人も存在しちゃいけないんだから。