18（ヒロside） ページ18
だけど…
そろそろ僕もマサに隠し通せる自信がなくなってきている。
理由は簡単だ。
マサは……同じ天使でも仲の良い天使だから。
親友に隠し続けるってこんなに…辛いんだね。
A……
なんで、最後僕にそれを伝えたの？
僕がマサと1番仲がいいから？
僕なら口を割ることがないと見越したから？
いずれにせよ、もうAに真実を聞くことができないのだ。
だから、想像の範囲での回答しか出せない。
あ、もしかしてあの方なら…
僕たちの父上なら何か知っているのかもしれない。
いや、絶対に知っている気がした。
父上、つまり僕たちや人間を作った「神」であればこのことだってきっと…
僕は父上に向けて念じた。
『何故、Aは僕に堕ちることを伝えたのか。ご存知ですよね？』と。
普段は念じても返答はこないから、今回もきっとそうだろうなと思っていた。
だけど……返答がきたのだ。
『それは私が言ったのです。ヒロに話しなさい。彼女の想いを私は知っていた。ですが、この天界において、それはタブー。あとはその気持ちを押し殺すか否かは彼女自身の自由です。もし、気持ちが決まったのなら、ヒロに伝えなさいと。彼なら、分かってくれると。』
ヒロ「父上……。まさか、僕が昔同じような境遇だったことを見越して…」
『それは内緒です。あとは、自力で何とかできますね？私から伝えられることはここまでですよ？ヒロ』
それ以来、返答はなかった。
ヒロ「父上は本当にこわいな(笑)見越してって(笑)」
そう、僕も人を好きなったことがある。
まぁでも、諦めたけどね。
だって…
その子、殺されちゃったから。
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Mihiro(プロフ) - まーさん» ありがとうございます♪明日更新する予定ですのでよろしくお願いします。 (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 8d8b45888e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - いつも楽しく読んでいますこれからも応援しています (2019年3月22日 9時) (レス) id: 828d5b6d94 (このIDを非表示/違反報告)
Mihiro(プロフ) - 茉央さん» ありがとうございます！ はい！作品数を勝手に増やしているので更新が遅めではありますが、引き続きお楽しみいただけたら嬉しいです！ (2019年1月21日 18時) (レス) id: a3edab0075 (このIDを非表示/違反報告)
茉央(プロフ) - いつも楽しく読んでいます、続きを楽しみにお待ちしています(*^^)v (2019年1月21日 9時) (レス) id: a456377379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mihiro | 作成日時：2019年1月7日 16時
