「消えたい」 ページ6
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「ｯｯｯ…馬鹿なことを言うな!!」珍しく大声で怒鳴る。貴女が怯えると「俺にはお前が必要なんだ…頼むから、撤回してくれ。」そう言って貴女を抱き寄せる腕は震えていた。
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「…疲れとんのか？寝た方がええで。」少しイラついてる声。疲れてないよ、と言うと「なら馬鹿なだけか。Aが消えて喜ぶのはA自身だけやからな。」切なくも怒りが混ざって目で見つめてきます。
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「許可しないめう♪」表情を変えずに即答します。何で、と聞くと「自己満足で消えられたら周りが迷惑するだけやで？」薄く開いた目から見える深緑色の視線に息を呑む。
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「ええなぁ。俺も一緒に消えよかな。」へら、と言います。鬱君は必要でしょ、と言うと「ならAも必要やろ？俺を止める為にな。」彼は貴女が居ないと寂しいんです。
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「は？Aが死んだら殺すで。」無理な事を言います。貴女が俯くと「追い掛けたるから、覚悟しといてな？」貴女を独りにはさせたくないみたい。
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「な、んで…そんな事言うん？」慌てて聞いてきます。貴女が理由を言うと「だからって消えたいは無いやろ？Aが居らんと誰が俺を甘やかしてくれんねん…」子犬のように落ち込みます。
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「ダメ。」抱きついてきます。貴女が抱きしめ返すと「ハグしたらストレスとか減るらしいで！だから…疲れたらハグしような？」心配しながら抱きしめる力を強くします。
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「ふーん。」急に額に銃を向けられます。ひ、と怯えると「まだ死にたくないやろ？Aは一時的な感情で物事言うから困るわ。」と銃をしまい笑いますが目が死んでます。
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「落ち着いて、深呼吸して？」頭を優しく撫でてきます。深呼吸すると「相談してっていつも言ってるでしょ？頼ってよ、俺を。」真剣な顔であなたを見つめます。
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「…では、その事について授業をしましょう。」存在意義などの倫理関係を教えられます。難しい…と首を傾げると「Aさんの存在意義や消えたいと思った理由は、死んだ時に決まるということです。」と最後まで難しかった。
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「…はぁ。Aは馬鹿っすね。」呆れた顔をします。貴女が冗談で言ってるわけじゃない、と言うと「消えたらAのケーキ食べますから。」と悪戯好きな子のように笑います。
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しゃちほこ(プロフ) - 琴葉さん» 大丈夫ですよ！ではリスカは、されるが儘のほうで、もう片方は続編で書きますね！ (2019年6月6日 18時) (
レス) id: 68a34cd231 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - しゃちほこさん» 返事が遅くなって本当に申し訳ありません！！夢主がリスカをしてみたと、泣きながら「愛してた」と言ってみたをお願いしても宜しいでしょうか…？二つもしてしまい申し訳ありません！！ (2019年6月6日 17時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
しゃちほこ(プロフ) - 琴葉さん» ありがとうございます！リクエスト貰い次第、続編で書きますのでおっけーですよ！ (2019年6月4日 11時) (レス) id: 68a34cd231 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 初めまして！まず50話おめでとうございます！ひっそりとこの作品のファンだったものです！〇〇してみたは結構読んでますが、この作品めっちゃ好きです！！50いきましたが、リクエストしても宜しいでしょうか…？ (2019年6月4日 7時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
しゃちほこ(プロフ) - 了解しました！理解力がないだけですので大丈夫です汗 (2019年4月14日 17時) (レス) id: 68a34cd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃちほこ | 作成日時：2018年10月1日 23時
