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We’re your ghosts for Halloween ページ7

私とグーフィーが振り返った、

そこにはグーフィーの息子のマックスが居た。

「嗚ァ父さん居たイタ。」

彼はニタニタと意地悪な笑みを浮かべていた。

それに相反する様にグーフィーは

息子と再会できた喜びで

「マックスぅ!」と

彼に駆け寄っていた。

嫌な予感がする…

そう思い私は

「グーフィーまっーー」と

そこまで言ったがその声も虚しく

グーフィーがマックスに抱きつく直前、

グーフィーの周りには海賊に模した人たちが

群がっていた。

「父さんお帰リ」

変わらず不敵な笑みを浮かべるマックスに

寒気を覚える。

逃げなきゃ…逃げなきゃ!

足が震えて動かずにいると

プルートが私の服を力強く引っ張った。

「ワンワン!!」

逃げよう!と言われた気がした。

「グーフィー…」

危険を察知したプルートと共に私は

その場から急いで逃げた。

「…アイツらはイイかな…」

「父さンお帰り¿」



プルートとひたすらに逃げた。

シンデレラ城前まで逃げて私は

これ以上走れなかった。

私が息を整えてる間

プルートは探し物をする様にくんくんと

辺りの匂いを嗅ぎ回っていた。

そういえば…

「ミッキー会って無いね…」

「ワンワン!!」

彼は飼い主のミッキーを探しているらしい。

グーフィー見たくまともかも知れない。

先程置いてきてしまったグーフィーに

酷い罪悪感を覚えつつ、

「ミッキー探そうか」と

プルートと共に気持ちを切り替える。

「ワン!」

彼の元気な返事を聞いて私も

少しだが力が湧いてくる感覚に陥った。



「まだ私が見てないのは

エントランスとトゥモローランドかなぁ」

無我夢中で走ってきたこともあり

正直記憶は曖昧だ。

「ワン…!」

同じなのかな?

そう言えばここ、シンデレラ城も

あまりよく見ていない。

手始めにここを探してからトゥモローランドに

行こうか、とプルートと話を進め

探索を始める。

まずはお城の中…

踏み入れると背後からガシャガシャと

鉄の擦れる音がする。

「プルート…??」

背後に付いてくるプルートの仕業かと

思ったが彼は首を横に振った。

また前を向き歩く。

ガシャガシャ…

音が少しずつ大きくなる。

「な、なに…」

後ろをバッと振り返ると

プルートの後ろにはミッキーを連れ去った

鎧を着たゴースト達が居た。

「プルートあぶなー!!」

彼を助けようとした瞬間

後ろから何者かに……

意識が……

Na, na,na,na-na-na→←Worlds apart no longer



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作者名: | 作成日時:2019年12月22日 18時

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