蜘蛛鬼となんて絶対嫌です。【鬼滅の刃】

八 家族ごっこなんてしてんの ページ10

森に入って何分経ったのだろう分からない。
歩き続ける。

すると
誰か立ってる。えっ蜘蛛鬼？あの男の方の蜘蛛鬼？


「貴方、最近累が気に入ってる鬼狩りね」


否、この前あった白美人とはまた違う白美人だった。

『分かってるなら、なぜ1人で来たの。
一応、柱だから私強いよ』


「殺すなら殺して頂戴」

意外な回答だった

「この家族は……本物じゃないのよ」


『どうゆうことかしら』

「累が集めた鬼、言わば家族ごっこよ」

『へぇ』

「あなたも、たいへんね」

なんか鬼に同情された！？なになに！？
でもそんな家族ごっこに



そこに


『そこに愛はあるの？
少しでも、愛や絆はあるの？


私は、記憶がある限り家族はいなく
独りぼっちだったけれど柱のみんなと会って
絆を感じた。

貴方達にそれがあるの？』


すると白美人は、俯いて

「分からない｣と答えた


『……』

無言の時間が続いた
それを破ったのは、白美人だった、

「貴女も気をつける事ね
累に関わるのなら」

『別に関わりたくて関わってる訳じゃないからどうせだったら関わりたくもないんだけどね。普段の私だったら君たち首切ってるからそれくらい卑劣ですから。』

「そう 累が待ってるわ」

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