蜘蛛鬼となんて絶対嫌です。【鬼滅の刃】

十 返してくださいよ ページ12

「愛し合っていれば、人間も鬼も関係ないでしょ」

『大ありだわ』

「なに？食われるってびくついてんの？
大丈夫、君は食べないって。好きだから食べないよ、その代わり僕から逃げないでね」


『善処するよ、いや善処しない』


「なんでよ」

『斬りかかるかもだからね。
いや絶対に斬りかかる。
私の仕事を、職務放棄させんなや。』

そうそうそもそも、
鬼といる時点で職務放棄だからね

「職務辞めたら？」

『いやいやいや、鬼が嫌いだから鬼狩りになったのになんで、鬼に辞職を勧められなきゃいけないんだ』

そうだそうだ、確かに鬼からしたら辞職の方が自分の身が危なくなることも無くなる、
そっちの方なのかもしれないな

『なに、私が君に恋して鬼殺隊辞めさせるって魂胆だな』

騙されるかそんなのに

「何それ、そんなのだと思ってんの」

あっ怒ってる。

青筋見えてますよ。


「そんな事だなんて思わないでね」

『いや、思うでしょ』

あっ、

墓穴掘ったわ

「僕は本当に、
幸朝が好きだから家族になろうって言ってるんだよ」

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