-base-俺が立つべき場所 1 (ページ10)

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過呼吸ページ10

「おい、純？どうした！？」

　「息・・・はぁっはぁっ・・・が・・・苦し・・・はぁっ、い・・・はぁ、で・・・はぁ、す・・・ゲホッ」

　「ちょ、それ過呼吸!!! 頑張って息吐いてっ」

　「はぁっはぁっ、吐けな・・・はぁっ」

　「落ち着けって！誰かに部屋行ってもらうからちょっと待ってろ！」

　「それ、は・・・はぁっはぁっダメっ、はぁっ、です、ゲホッはぁっ。夜、はぁっ遅いでっ、す、はぁっ、からっゲホッ」

　「じゃあ近くに袋かなんかないか！？」

　「あ、はぁ、ります、はぁっはぁっ」

　「それ口に当てて暫く息を吐くこと意識して！」

　「ゲホゲホッ、はぁ・・・っ」

―――――

　「すみません、落ち着きました・・・」

　「ごめんなぁ、ショック受けて不安定なのに思い出させるようなこと言うべきじゃなかったな...」

　「いえ、わざわざ電話くれたのに取り乱してしまって・・・」

　「気にするなっ♪ でも・・・お前、かなり疲れてるみたいだからしっかり休めよ？」

　「そうします(^_^;) あと・・・さっきのことは誰にも言わないでください、余計な心配かけたくないんで・・・」

　「言わない言わない(^_^) 安心しておやすみ！」

　「おやすみなさい、ありがとうございました。」

　「んじゃ、またなー」

　ピッ。

　「あ。」
　

　手首の状態聞くの忘れてた・・・

　過呼吸を起こしたせいか頭がふらふらする。

　もう寝よ・・・
　

　

　