検索窓
今日:16 hit、昨日:43 hit、合計:139,472 hit

食事 ページ32

「できましたょ^^♪ ここの家冷蔵庫にあんまり食材はいってないのでたいしたもの作れませんでしたけど(笑)」


 「純もタクを見習って自炊しろよー」


 「そうですねー、考えておきます・・・( ̄∀ ̄)」


 「やるつもりないな、こいつ(笑)」


 「これぐらいなら食べれそう? まぁ無理しなくていいからちょっとでも食べて?」


 お茶碗に半分ぐらいのお粥をつくってくれていたが、やはり食欲はないままだ。


 「ありがと(^_^)」


 「やばい、タク 料理うますぎ! うちの嫁よりも・・・(笑)」


 「そんなことないですよ、奥さんかわいそうです(-_-)」


 「嫁が下手とはいってない! お前がうますぎるんだよ(^_^;)」


 お粥を少し口にいれてみるが、やっぱり喉を通らない。胃の痛みも続いている。

 
 

 「純、大丈夫?」


 「あ、うん^^」


 無理矢理飲み込んで返事をする。
 

 「無理しなくでいいよ? 気分悪くならない程度で。」


 「ごめん、もう食べれそうにない・・・ 胃が痛くて・・・」


 お茶碗半分の、そのまた半分が限界だった。


 
 「とりあえず薬飲んではやく寝た方が良いよ。」


 2人に心配をかけたくなかったからできるだけ元気そうにふるまっていたが、本当は球場にいた
時よりもさらに身体がだるくてだるくて仕方がなかった。


 「ふぅ・・・」


 側にあったソファに横たわり、思わずため息をつく。


 「そういえば、熱測ってないな。 一回測ってみて? 体温計は・・・」


 「そこの引き出しの中にあります・・・」


 「あった! はいっ。」


 「ありがとうございます(ーー;)」


 『〜♪』


 「あ。」


 自分で結果をみる前に松田さんにとられてしまった。


 「ちょ、お前・・・。 39.9℃って・・・」


 「あれ、そんなにありましたー・・・?」


 「座ってるのも喋るのも辛かったんだろ? ごめんな(>_<)」


 「いえいえ^^;」


 「あ。 冷えピタか何か家にある? なかったら買ってくる!」


 「あ、多分冷蔵庫にありますよ。」


 「まじ? 良かった良かった。」


 なんとかベッドに移動し、頭の下には氷枕、おでこには冷えピタ、その上にぬらしたタオル・・・と、完全に病人化してしまった(ーー;)

 

タクside→←帰宅



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (93 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:野球 , 病系 , 体調不良   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美咲 | 作成日時:2012年8月6日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。