重症 ページ29
「松田さん、純知りません？ 帰ろうと思ったんですけど見当たらなくて(´・ω・｀)」
「あー、今あっちにいる！」
「そうですか、ありがとうございます(^O^)」
「はっ！？ 純？？」
「こら！ タク、静かに！！！」
「確かにかなり具合は悪そうだったけどまさかこんなに・・・」
「まぁ試合終わって、緊張の糸が切れたんだろな。」
「・・・どうするんですか？ このまま置いて帰るわけにはいかないですし(´・ω・｀)」
「2人とも今日歩き？」
「はい(´・ω・｀)」
「んじゃぁ送っていくわぁ。 で、俺はそのまま純の家泊まるわ。 こんな状態で一人にするわけにはいかない。」
「俺も泊まります。 心配なので(-_-)」
「純ー、気分はどう？？」
俺はわずかな時間だが寝てしまっていた。
「あ、松田さん・・・頭痛は少しマシになりました＾＾」
「うわ、目が真っ赤(´・ω・｀) めっちゃ涙目になってるし(笑)」
「そうですか？ 大丈夫ですょー。」
心配させないようににこっと笑って見せる。
「その状態で大丈夫とか言われてもなぁ(笑)」
「重症だな(-_-#) 純、立てる？ 松田さんが送ってくれるって(^_^)」
ゆっくりと起き上がり、タクの手を借りて立ち上がった。
グラっとめまいがして、少しよろける。
「おっと・・・大丈夫？」
「ちょっとめまいしただけ(^_^;) ん、大丈夫。」
「ほんとに・・・そんな状態でよく投げられたなぁ(゜o゜)」
「俗に言うアドレナリンてやつがでてたんですよ、きっと(￣∀￣)」
「まぁどうであれ、マウンドで倒れなくて良かった！ 後ろから見てて結構ドキドキしてたんだぞ？(笑)」
「実は何回か危なかったんですけど・・・(ーー;) 倒れなかったからセーフってことで(^_^)v」
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作者名：美咲 | 作成日時：2012年8月6日 1時
