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救世主 ページ28
「純!!!!!」
「おい、しっかりしろ！！ なぁ！！」
「まつ・・・だ・・・さん？」
「そうだよ。 立てるか？？」
「はぁ・・・・はぁ・・・」
「無理か・・・(^_^;) ちょっとごめんな。」
俺はもはや何をいっているか理解できなかった。
「しっかりしろよ・・・」
身体に力が入っていない俺をお姫様だっこをしてロッカーの奥にあるソファに運んでくれた。
「軽っ・・・ ちゃんと食事摂ってないんじゃねーの・・・？」
「え、純！？ どうしたんだよ!!」
「新垣さん・・・？？」
色々な声が飛び交っている。
「あ、岸本！ ちょうどいいところに！！ 適当な袋に氷と水いれてきて、2つ！」
「え、あ、はいっ∩`･◇･)」
「急いで！！」
―――ー
「つくってきました、はいどうぞ！」
「サンキュ！」
松田さんはそれをタオルに包み、首の後ろとおでこに乗せた。
俺は意識が朦朧としていたが、なんとなく冷たいな、という感覚はあった。
「松田さん、着替えてきたらどうですか？ 俺、ここでみておきますから＾＾」
「そうさせてもらうわぁ♪ あ、それより廊下にある俺と純の荷物取ってきてもらってもいい？ 置いたままになってるはず(^_^;)」
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作者名：美咲 | 作成日時：2012年8月6日 1時
