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No.24 ページ24

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会議終了後



阿「A。」



貴「はい?わっ!」



亮平くんに呼ばれ振り返ると、



腕を引かれ、亮平くんの腕の中に閉じ込められる。



阿「気づいてあげられなくてごめんね…」



貴「そんな…」



阿「普段、仕事を断ることなんか絶対しない



って思ってたから何かおかしいなとは思ってた。



まさかこんなことになってるなんて



  思わなかった。」



貴「私も話さなかったから…」



阿「俺、Aのこと本当に愛してるから。



取り柄のないなんて思ってない。



むしろ、至れり尽くせりだよ。



一昨日のカレーもすごく美味しかったし、



一つ一つの仕草、表情、全部が



  大好きなんだよ。」



貴「亮平くん…」



阿「だから何の取り柄もないなんて言わないで…



これからもずっと俺のそばにいてほしい。



朝から晩まで。」



そう言って亮平くんがポッケから取り出したのは



一つの鍵。




阿「実は昨日、新しい家押さえてきたんだ。



一昨日俺がカレー食べたときに言ったこと



覚えてる?」



貴「毎晩、Aのご飯食べたいって。」



阿「そう。だからA、新しい家に



  一緒に住もう。」

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みづき(プロフ) - 、さん» すみません!ご指摘ありがとうございます! (2020年9月4日 7時) (レス) id: 2ab9987c8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みづき | 作成日時:2020年9月4日 0時

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