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マサイside


壁に飾ってあったのは家族や友だちと思われる女の子たちと撮られてものや幼いころの写真、旅行先で撮った写真が並んでいた



「これは家族写真?」


と高校生ぐらいのAと一緒に映る年配の男性とこの頃のAより年上の男の人と女の人


「ううん、これは幼馴染の家族と撮って写真なの、その子は映ってないんだけど高校のとき三年間ホームステイさせてもらってたんだ〜」


と懐かしそうなAが




これは友達とシンガポールに行って時のもの、これはフロリダ〜と説明してくれた



「これこの部屋から撮ったの?」



と夕日の写真を指差すと




「そうそう、引っ越した記念に〜」


と話している時に気づいてしまった


ほかの写真は一枚ずつ紐にクリップで挟んであるがこれだけ二枚重ねである。



そのタイミングで彼女のラインの電話が鳴った



「あっ、ちょっとごめんね」




と廊下のほうで電話をしている彼女



悪いなと思ったけど好奇心に駆られて夕日の写真の裏を見てしまった




彼女が男の人と二人で写っている写真だった



どきっ



胸が痛んだような気がした



(きっと彼氏だよな.....)


自分の気持ちが落ちていくのがわかった




写真をバレないようにそっと元に戻した



(はぁ〜)


どこかで裏切られたような気持ちになった




目の前にあるまだ小学生の低学年の頃の写真をにらむ



そこには幼馴染であろう男の子とブランコで遊ぶ無邪気な彼女がいた



このころから可愛い彼女に隣にいる小学生に嫉妬する




(どっかで見たことがあるような・・・・・。)



「マサイ、ごめんね、おまたせ」


と彼女が戻ってきた


「よかったらご飯食べない〜?今日人が来る予定だったんだけど来れなくなっちゃって」


という彼女の厚意に甘えて夕飯をご馳走になった



彼女はいい匂いのするオムライスを作ってくれた



「うわぁ〜、めっちゃ美味しそう」


サラダとスープも作ってくれてこんな豪勢な料理はなかなか食べることができないと堪能した


テレビを見ながらお酒を飲んでよく喋る


2人で過ごす時間がとても楽しかった


あの写真のことは聞き出せなかった

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設定タグ:YouTuber , Fischer's , マサイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みぃ | 作成日時:2017年12月20日 9時

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