縁の始まり 【Fischer's】

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3月も終わりに近づき桜が満開へと近づく季節

ピーッピーッピーッ！

一つのマンションに引越しトラックが来た

「止まりまーす」「じゃあ、冷蔵庫から運ぼうか」「よし、そっちもてー」「いくぞー」「そーれっ」

3人の業者の人達によって荷物が部屋へと運ばれていきます。




〜2時間後〜

最寄り駅にて


(ついたー！ここが今日から私の住む街かぁ〜ここならあそこまで一駅だし近くなったな〜)


駅の前の商店街を横目に新しく自分の家になったマンションへ進んでいく


(本当に大きいマンション...(笑)こんな所で1人暮らしできるのかな〜)


「すいませーん！Aさんですね。お荷物は全てお部屋に運び終わりましたのでご確認ください」

「あっ、はい、ありがとうございます」


301号室


ダンボールだらけの部屋を確認して書類にサインをする

「丁寧に運んでくださってありがとうございました」


「いえ、とんでもない、またのお機会にどーぞ」


と、引越し業者の人達は帰っていく。


一人暮らしを始めるにあたって実家から持ってきた荷物の量はそこそこ多い。


お部屋は1LDKである。



角部屋ということでベランダが広く作られているのでリビングを広いのが特徴だ




ひと通りの荷物を出し終えた頃には夕方になっていた。


(あっ！やばっ！お隣さんに挨拶行かなきゃ)



手土産のチョコレートを持って家を出た。

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