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しばらく、学校の話とか、次の合宿の話とかそんな話をしていた。
その時間はその時間で止まればいいのにってくらい楽しかった。
『表情筋筋肉痛になりそうです』
黒尾「お前が笑いすぎなんだよ」
『黒尾先輩といると楽しいので…』
また、顔を赤くしてそう言うA。
黒尾「その顔。」
『え?』
黒尾「すげぇそそる。」
『先輩…///』
俺が頬に触れると、Aは嬉しそうな顔をする。
可愛すぎんだろ。
そして俺はAの唇を塞いだ。
『んっ…』
そんな可愛い声を漏らして。
一度唇を離し、俺はAをベッドに押し倒す。
黒尾「もう、大丈夫か?」
『はい、大丈夫です。』
そしてもう一度ちゃんとキスを落とす。
さっきよりも深くなるキスに、理性はもう残っていなかった。
俺は、服の中に手を入れた。
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黒尾「お前初めてなのに可愛い声出してたな。」
行為を終え、布団にくるまるA。
『うるさいです…///』
俺はAの頭をなでながら続けた。
黒尾「痛かったか?」
『少し…』
黒尾「結構慣らしたつもりだったんだけどなぁ」
『でも、先輩優しかったです』
黒尾「良かった。」
そしてAの額にキスを落とす。
『大好きです。///』
黒尾「俺も、大好き。」
まっすぐ目を見て言うと、Aはまた真っ赤になる。
黒尾「誰にも触らせるんじゃねぇぞ?」
『黒男先輩こそ。』
夕方のオレンジの日が差し込む中で、
俺らは引き寄せられるように触れるだけのキスをした。
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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2020年4月17日 12時