【黒バス】可愛い後輩が好きな人へ変わる瞬間｡【笠松幸男】-完- (ページ40)

今日:2 hit、昨日:22 hit、合計:95,179 hit

#40 ページ40

＊

遠回りして、

勘違いもして、

やっと手に入れたAと、

違う場所で頑張ると決めてから1ヶ月。

GWに会えることになった。

海常のバスケ部も休みで、俺の大学のバスケ部も休み。

その日、Aは俺のマンションの一室に遊びに来た。

＿＿＿ピンポーン

＿＿＿ガチャ

笠松「おう、いらっしゃい」

『お邪魔します！』

1ヶ月会わない内にまた可愛くなった気がする。

『やっと会えましたね』

笠松「ほんとだよ」

ベッドやらソファーやらに座ってくつろぎながら、

最近の話をする時間はとても楽しかった。

笠松「明日、俺んちから部活行くって言ってたよな？」

『はい！』

笠松「着替え持ってきたか？」

『持ってきましたよ』

笠松「えらい」

『ですよね』

そしてAは言った。

『先輩って、大きい胸の子が好きなんですか？』

笠松「は？」

コイツいきなりどうした。

そして俺は気付いた。

洋楽のCDに写ってる女。

海外の胸の大きい女だった。

笠松「あ、CDか？」

『いや別に…』

笠松「はぁ、お前ほんとバカなのは変わんねぇな」

俺はAの顎を掴んでキスを落とした。

笠松「お前しか好きじゃねぇ。胸とか関係ねぇから。」

『っ…///』

笠松「わかったか？」

『笠松先輩がキスしてくれるとは思わなかったです』

笠松「悪いかよ」

『いや、嬉しいです』

耳まで真っ赤にして言った。

その場が恥ずかしくて、俺は、

笠松「ふ、風呂入ってくるわ」

そう言って逃げようとした。

『あ！一緒に入りましょ！』

なんてバカなことを言うA。

笠松「お、お前なぁ」

『嫌ですか？』

笠松「嫌じゃねぇけど、、」

『じゃあ入りましょ！』

無邪気に何も考えて無さそうな顔で言う。

少し不安に思いながらも、

少し楽しみにしてる自分。

Aと、タオルを巻いて風呂に入った。

『先輩、筋肉ムキムキですね』

そう言って腹筋を触ってくる。

笠松「普通だよ」

『えーカッコイイです！』

笠松「そんな触んな」

『照れてるんですか？笑』

笠松「悪ぃかよ」

好きな人に触られるって、こんなに興奮するんだな。

男の体とは違ってAの体はしなやかで、

本能がそそられた。

＊