【黒バス】可愛い後輩が好きな人へ変わる瞬間｡【笠松幸男】-完-

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月日は流れ、ウィンターカップ。





俺とAが付き合ったという噂は瞬く間に広まった。





そして俺たちの次の相手は、誠凛。





次勝てば決勝。





『笠松先輩、頑張って下さいね。』



笠松「たりめぇだ、赤司んとこまで行ってやる」



『カッコイイです』





Aのいるベンチは、とても心強くて、




Aがいるというだけで安心感を与えてくれた。





・





第4Q。





誠凛に押されていた点差を、残り40秒で黄瀬がパーフェクトコピーでひっくり返す。





『涼太！！！』





Aが黄瀬の名前を呼び指示を出す姿は、





まるで帝光時代のコイツらを見ているようだった。





そして、黄瀬がエースの役目を果たして俺にボールを回してくれた。





まるで、



先輩を信じてます



と言うかのように。





ここで決めなきゃ男じゃねぇ。





そう思ってボールを投げ、





逆転された点差を、





再び逆転。





しかし、最後、



黒子と火神のアリウープで取られ、






＿＿＿ビーーーー





ブザービートが鳴った。






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