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#24 ページ24







「「「「「ご馳走様でした!!!」」」」」





その日の夕食終わり。





またもやAはどこかへフラフラ行ってしまった。





黄瀬「あれ?Aっちは?」



笠松「いや今俺も探してた」



森山「ったくアイツはすぐいなくなりやがって」



早川「氷室サンに呼ば(れ)てました!」



笠松「はっ?」

黄瀬「えっ?」





くっそ黄瀬とハモるとか最悪だ。





俺までAのこと好きみたいじゃねぇか!



まあ好きなんだけどさ!




森山「何やるか分かんねぇな氷室って奴は」



笠松「そうだな、手を出しかねない」



森山「探してこいよ、キャプテン。ミーティングもあるし。」



笠松「おう。」





森山が「頑張れ」と言わんばかりにウインクをした。





あいつに背中押されてばっかで情けねぇ。





「俺が探してくる。」って言えたらどんなにカッコイイか。





なんて思いながら小走りで廊下を進む。





すると、





『ひ、氷室先輩近いですっ…!』





Aの声が聞こえた。





角を曲がって声をかける。





笠松「A!」





氷室と2人で振り返るA。





氷室はAの腰に手を当てて何か話をしているようだった。





特に変なことをしようとしてた訳ではなさそうな雰囲気があった。





『か、笠松先輩…!?』



氷室「ありゃ〜ヒーローはちゃんと登場するんだね」



笠松「何の話だ」



氷室「そのうち分かるんじゃないですかね?」





不敵に笑ってそのまま行ってしまった。





笠松「大丈夫か?」



『あ、私は全然っ!』



笠松「よかった。あんまりフラフラすんなよ。」



『はーい!』





尻尾を振るように後ろから着いてくるA。





『あの先輩』



笠松「ん?」



『なんで、来てくれたんですか?』



笠松「お前が勝手にいなくなるからだ。」



『そ、そうですよね!ありがとうございました!』



笠松「あのまま氷室に好きにさせてたらどーなってたことか」



『心配してくれてるんですか?笑』



笠松「うるせぇ1年坊主」



『坊主じゃないでーす』





なんてバカみたいな会話ができる女なんて、お前くらいだ。





お前を探したかった理由、





それは、





お前が、他の誰でもないAが、



何かされたら嫌だからだよ。





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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!! (2022年12月20日 18時) (レス) @page43 id: a719d361a2 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 最高っす 笠松パイセンの初々しさが最高 (2020年5月18日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - まゆさん» 冬休み頑張ります!!コメントありがとです! (2019年12月17日 7時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キャー、笠松さん可愛いです! (2019年12月16日 23時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2019年10月31日 21時

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