【黒バス】可愛い後輩が好きな人へ変わる瞬間｡【笠松幸男】-完- (ページ19)

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俺は、今日気づいたことがある。

こいつ、宮下A、この女、

めちゃくちゃモテる。

いないと思って探すとその度男子に囲まれていた。

キセキ以外にも、葉山や実渕、氷室、高尾、今吉でさえもAに絡んでいた。

まぁそりゃそうだ。

あんな純粋無垢な笑顔で無邪気に笑って、

元のルックスもある、

スタイルもいいし、

性格も良い。

今は勉強ができないことは置いておこうか、笑

まぁそんなところも可愛いんだがな。

小堀「……つ？…か…つ？かさまつ？」

笠松「えっ…あぁ、なんだ？」

小堀「なんだ？じゃねぇぞ。そんな険しい顔してシャンプーする奴いるか？」

森山「お前今日変だぞ」

黄瀬「なんかあったんスか？笠松先輩」

笠松「い、いや気にするな。」

口が裂けても言えない。

Aのことを考えてしまうなんて。

すると、

桃井「きゃああA！相変わらず綺麗！！」

『さつき声大きいよ！隣男風呂だよ！？』

相田「筋肉もある、理想的な体ね。」

女子マネージャーの声がした。

黄瀬「あ、Aっちたちだ」

森山「そうか女子は全員一気に入るのか。」

黄瀬「Aっちー！桃っちー！」

桃井「あ！きーちゃんだ！」

『え！涼太！？いま海常なの！？』

黄瀬「そうっスよ！」

桃井「きーちゃんAの裸見たい！？」

黄瀬「ちょ、何言ってんスか！桃っち！///」

照れてんじゃねぇよ。

『ちょ、さつき！！』

相田「これは男が見たら興奮間違い無しだわ。」

『相田さんもー！！』

桃井「まぁ、見せないけどね♡」

なんて。

女子から好かれてることもわかる。

にしても、なんか恥ずかしいな隣の風呂にAがいるって思うと。

森山「で、なんで笠松が照れてんだよ」

黄瀬「え？笠松先輩？笑」

小堀「おーおーおーおー笑」

森山「Aー！笠松が照れてんぞ！！」

笠松「ちょ、おい！」

『えっ！笠松先輩いるんですか！！』

森山「そりゃいるだろーが海常だぞ笑笑」

『あ、笑』

小堀「バカだなぁ笑」

『バカじゃないですよー！笑』

顔が熱くなるのを感じていた時。

『ちょ、やばいどうしよう照れるっ…』

小さな声でAの声が聞こえた。

桃井「もぉ～乙女だなぁ～」

そうか、Aは海常に好きな人がいるのか…。

＊