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彩said
中からお兄ちゃんがにゅっと顔を出しいつも通り不機嫌そうに「何？」と呟いた。
そんな様子のお兄ちゃんに若干の日常を感じながら、「kzの皆が来てる」と言った。
一瞬驚いた様子を見せながらも、すぐに不機嫌そうな顔に戻り「早すぎるだろ」と悪態をついた。
欠伸をしながら私に向かって
「身支度しとけ」
と言うと、それ以外何も言わずに脱衣所に向かって行ってしまった。
何を考えているのかはさっぱりわからなかったが、言われた通りに身支度をして待っていた。
ふと奈子をこのままにしていいのだろうかと思い、少し考えた後で本人のベッドに運んであげた。
その後すぐにお兄ちゃんの部屋に人がドヤドヤ入っていく音がした。
そしてお兄ちゃんが私の部屋のドアをノックし少しだけ開けると、見覚えのある貝殻の形をしたパソコンを渡してきた。
「ありがとう」
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奏月猫。(プロフ) - どの作品も素敵ですごく好きです。これからも頑張って下さい！ (2023年1月24日 21時) (
レス) id: ed0fc9dec4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずくらげ | 作成日時：2023年1月7日 18時
