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翼said

警察への事情も話も終えてお兄さんに話を聞こうと思ったが、アーヤを休ませたいということと、もう夜も遅いということで一旦解散して明日話を聞くことになった。


家に着くと緊張に糸がぷつりと切れ、ベッドの上に倒れ込んだ。

初めてアーヤの本当の顔が見えた気がした。

ただどうしても背景が見えない。

母親や父親ではなくなぜお兄さんだったのだろうか。

明日になれば真相もはっきりするだろうが、やはりとめどなく色々な考えが頭をよぎる。

ピコン♪

重苦しい空気に似合わないスマホの音に、思考が遮られる。

ゆっくり体を起こし、ポケットからスマホを出し開いてみるとkzのグループラインだった。


上《あの様子だと明日立花本人から直接話聞くの難しそうじゃないか》

黒《かなり厳しいと思う》

枕に顔を沈める。

幼い子供のように泣いていたあの顔を思い出すだけでどうしようもなく胸が痛くなる。

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奏月猫。(プロフ) - どの作品も素敵ですごく好きです。これからも頑張って下さい! (2023年1月24日 21時) (レス) id: ed0fc9dec4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずくらげ | 作成日時:2023年1月7日 18時

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