深澤先輩と私【番外編】

愛の病 ページ10

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けほっ、けほけほ、



「岩本さん、すみませんっ…っ風邪を引いたみたいで今日はっ…」


岩本「大丈夫か？ふっかは？早退させる？」


「いえ、大丈夫ですっ・・・辰哉くんにも連絡入れておきます、」


岩本「辛そうだな。昨日頑張ってたもんな。しっかり休め」


「ご迷惑、おかけします。」




不甲斐ない。
　


昨日営業先に行ったあと突然の雨に傘も持たなかった私はずぶぬれになったのに疲れもあったせいかソファでぬれたまま寝てしまった。




「・・・たつやくっ」




今日からの仕事もすべてキャンセルになってしまう。




それか他の人が私の代わりに仕事をして負担が増えてしまう。
それもすべて自分のせい、




頭がぼーーっとして、病院に行く気力なんてないし、
たまたまあった解熱剤をのんでベッドに横になった。




昨日たつやくんのお家に帰らないでよかったな、
38.6度。絶対来たらだめだよって連絡しなきゃ、




「たつっ…たつやくんっ、」




返事なんてかえってくるわけないのに、しばらく会えないのかなと思うと寂しくて辛くて




体もきつくてぽろぽろ涙が出てくる。




泣いてもどうしようもにのに、、









？「なぁーに泣いてんだよ。」









私は高熱でとうとう頭がおかしくなったみたいで、
幻覚や幻聴でも聞こえはじめたみたい。




・・・寝よ。布団をかぶって目をつむる。









？「おい。無視するな。A？たつやくん来たよ、」









「・・・へ？」









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