深澤先輩と私【番外編】

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失礼しました、と社長室を後にして、

仕事を終わらせて退社する。




スマホを確認すると




万能調味料○○駅に19時半





よし、今日は金曜日だ。




今週は君と出会って毎日毎日社長室でお願いをして頭を下げて。




疲れた！呑んだくれてやる！




そんな気持ちで駅まで向かった。




適当に居酒屋に入って。




深澤「飲むぞ！今日は呑んでやる！先に言っとくけど潰れるからな俺」




向井「はぁ〜？ふっかさん何言うてんねん。勘弁勘弁。呑みつぶれたら置いてくわ。」




ガンっ と音が出るほどジョッキを置いて自分でも何やってんだろうって思う




深澤「そのねぇ、Aちゃんが本当にかわいかったのよ。かわいい笑顔でさ、営業部にきたいって。」




向井「はいはい、それで人が笑った顔が好きなんやろ？Aちゃん」




深澤「そーそー。ってなんでお前知ってんの？」




向井「やめてやー。もー3回目ですねんその話。成海Aね。入社式の時探したるわぁ」




どうしても、どうしても営業部に来て欲しくて。




向井「で、そんな好きなん？Aちゃんのこと」




深澤「面接のたったの5分の空間ですっと俺の心に入り込んできたんだよ彼女。




好きかはわからない。





...........ただ知りたいと思う」




深澤「ふーん。珍しいわ、ふっかさんがそこまで言うなんて」




その日は肩を支えられながら康二んちまで帰って泊まったのを覚えてる。









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