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顔を真っ赤にして髪の毛を耳にかけるA
2人で過ごした時間ももう長くて隠すものもなくなったのに未だにびっくりして顔が赤くなる感じがほんっとに、
深澤「かあいいな〜おまえ、」
「っ、なに辰哉くん、」
俺がテーブルに手をついて前のめりになっても見下ろせるぐらいのAは目をきょろきょろさせながらまだ頬が赤い。
深澤「んー?今日まだしてなかったなと思って。キス、」
あーあ、座っちゃった。
「もう・・・」
深澤「やきもち焼いたんだ?照に。」
「まだちゃんと続きがあるのに、」
へ?予想外。なんだろ?
Aが持っていこうとしたお皿を俺がかわりにシンクに持っていく。
軽く手を流してまた少し小さめのダイニングテーブルへ
深澤「なあに?続きって、」
「でもね、そのあと辰哉くんがこっそり指だけ軽く絡ませてくれてたから辰哉くんの彼女は私だって周りの人にアピールできたなって思ったよ、って言いたかったのに、」
深澤「ふはっ、当たり前じゃん。でもAは俺と違うこと思ってたみたいだわ」
へ?って言わんばかりにやっと顔を上げた彼女の頬に手を添えてわざとリップ音を鳴らしながらキスしてみる
深澤「俺はね。この子は俺の彼女だよって周りにアピールしたくて指だけこっそり絡めてみたの。」
3人似たようなかっこしてんだから。照の彼女って思われたら困るでしょ?
別に普通に手繋いでもよかったのよ。
でもさ、
深澤「ほら、すぐ顔赤くするんだもん。その顔誰にも見せたくないの、」
「もう・・・好き」
・・・なにそれ反則。
深澤「おいで、」
「っでも今日リモートで、」
深澤「いいから。」
さっきまで2人が寝てた場所に早足で手を引きながら
「たつやくんだめっ、んんっ」
深澤「好き、大好き」
「あっ、わたしも、」
Aの全部を知りたい、受け止めたい。
もういっそのこと飲み込みたい、
こんなに愛おしくて胸が熱く、切なくなるなんてAが初めてで。
「っ、まって、」
深澤「ん?」
「また行きたい、っ」
うん、わかってるよ。この生活が終わったら。
でもこの生活も2人だけの時間がすごく優しくて大切だよ。
深澤「今度はふたりで、ね。」
fin..♡
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廉桜(プロフ) - 美桜さん» 全然です!私も遅れちゃいました汗 確かに、ふっかさんじゃなくて主人公ちゃんが飲んでんな〜とは思いましたが、そういう事だったんですね笑これからも楽しみにしてますので、無理なさらず、ご自分のペースで更新してください!応援してます(^^) (2020年10月12日 22時) (レス) id: 1a19d45977 (このIDを非表示/違反報告)
楓奈(プロフ) - 毎回とても楽しく読ませていただいてます!キュンキュンが止まりませんTwitterもフォロー申請させていただきました!よろしくお願いします! (2020年9月29日 21時) (レス) id: 3554a2484b (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - いつもお話し大好きで楽しみに読ませていただいてます!!Twitterもフォロー申請させていただきました! (2020年9月28日 9時) (レス) id: 109ee88fe6 (このIDを非表示/違反報告)
レミ(プロフ) - お話大好きで更新されると毎回幸せになります( ^_^)/ Twitterもフォローさせていただきました! (2020年9月28日 1時) (レス) id: 96097e6838 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - 毎回楽しみに読ませていただいています。Twitterの方もフォロー申請させていただきました。(@iから始まるアカウントです。)よろしくお願いします! (2020年9月27日 23時) (レス) id: 7f843c145f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作成日時:2020年9月7日 0時