深澤先輩と私【番外編】

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午後の仕事を始めようとした時




女子社員「深澤さん、岩本さんからお電話です」




照は今面接中のはず、、




なんで俺に電話？そうおもい受話器を上げると




岩本「ふっか？ごめん！今日昼から外回りなかっただろ？俺急用が入って外出しないといけなくなったから第2会議室まで来てくんね？」




そう早口で言われ、会議室へと早足で向かった。




岩本「ごめんな急に。これ、昨日のテストで合格ラインに達してた人は印ついてるから。面接で営業部に引っ張りたい子いたら星印でもつけといて。」




はぁ、と。




俺でいいのかと思いながらも会議室に入る。




田中「おー師匠。営業部で育てたい子だけ探せばいいから。あとは俺たちが適当に審査して振り分けることになってっから」




深澤「そんな大役俺でいいのかよ」




田中「いいんじゃね？自分がどの子を育てたいかっていう感じで聞いてればいいから」




なるほど、と。そう思いながらグループ面接が始まった。




1組目に照が印をつけてる子は2人いて。
派手な女と声の小さい男。
それだけが印象に残って内容は別に頭に入ってこなかった。




2組目には康二がいて。




さっきはヘラヘラしてたけどちゃんと真面目に喋ってる。




お、康二印ついてるから余程のことがない限り内定もらえんじゃん。




面接の途中で俺に気づいたみたいでチラチラ見てくる。




こっちがヒヤヒヤして
口パクで"見るなよ"と伝えてみるけど伝わらない。




まあいいか、自然と口角が上がる。




3組目にさっきの女の子が入ってきた。




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