深澤先輩と私【番外編】

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帰ってきた彼は髪の毛もピシッと決めて
うん、かっこいい。




でもやっぱり私の体調はどんどん悪くなって行って、




あー、薬さえあればな、




深澤「早起きしたの？ご飯作ってくれてありがと。」


「んーん、全然。」




あぁ、もう声を出すのもきつくて。




さっきから辰哉くんから何か言われてるけどぼーっとするし
腰回りは痛いしもう全然聞こえない、




ねぇ、会社行っちゃうの？行かないでよ、




返事するのもしんどい、




気づいてほしいけどわざわざ言うのもなー、なんて考えながら




だんだんいらいらしてきてしまって




深澤「具合悪い？熱測る？あ、朝からちゃんと水分、」「もぉ！大丈夫！・・・っ、」




急に自分から出てきた大きな声に普通にびっくりして。




深澤「え？は？あ、ごめん、うざかったね俺、」




・・・




え・・・わたし、




「ごめんっ、」




もうその言葉しか出てこなくて




辰哉くんは心配して声かけてくれてるだけなのにこんな言葉が出てきたことが信じられないし、悲しくて自分にいらいらする、




もうその場にいられなくなって立ち去ってしまった。




寝室についてからは辰哉くんの枕を抱きしめながらお見送りもしない自分に腹が立って悲しくて涙が出てきて。




なんにいらいらしたんだろう。
どうして大きな声なんかだしたんだろう。





そして、





何を思ったんだろう？眠気に襲われたわたしは眠ってしまったの、









再び目が覚めたときには経血が流れるどろっとした嫌な感覚で目が覚めて




朝のことを思い出しては後悔して、嫌われたらどうしよう、なんてくよくよしてしまって。





「、謝らなきゃ」




そう思いスマホを手にとった。







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