ポートマフィアの飼い犬ですが何か？

裏事情7 ページ8

二階の一室に来た。


ガチャッ

「ここです。」

バタンッカチャッ

…チッ。鍵を閉められたか。


『白上様。私はもういいですからパーティーの方に戻られては…？』


「…こんな部屋で男女が2人っきり。何をするかわからないなんて言わせないよ？」


おrrrrrr


馬乗りになりやがった。きもい。どけ。


「夜は長い。楽しもう。」


足に手が添えられた。…もういいだろう。


『…どけ。』


私は少し低い声を出した。


「…へ？」


『どけっつってんのが聞こえないのか？』


彼奴はびっくりしてベットから降りてくれた。


『こちらの顔では初めまして？白上サン。』


「どういうことだ？」


『ポートマフィアの水無月Aです。美濃は偽名なんですよ。』


「ポ、ポートマフィア？？！ヒィッ！！」


逃げようとするから後ろから飛び蹴りして首にナイフを近づけた。


『情報はどこ？』


「……」


『言わないなら…叫ぶわよ。』


「は？」


『今私が大きな声で叫んだら…貴方のイメージはどうなるかしらね？』


「…くそっ。デスクの右棚の中だ。」


『ありがと。』


バチッ

スタンガンで気絶させた。バレたらめんどいし。

えっと…右棚右棚………あった！

情報は回収した。時間は…8時27分

私は窓から飛び降りた。

ドレスがめくれる？気にしてられるかよ。

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