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裏事情37 ページ38

『あの時の会合で渡されたその黒い封筒にはかなりの価値がある。ポートマフィアがどれほど異様な力を持っていようとも政府機関である異能特務課の機嫌を損ね弾圧される可能性に怯えなければならない。だから貴方はミミックを潰す対価として…これを発行させることに持ちかけた。』


私は一息ついて…


『異能集団が異能を用いての活動を許可するこの証書…異能開業許可証を…』


「…ボス。彼らの密入国を手助けしたのは貴方だ。あなたは異能特務課を焦らせ重い腰を上げさせるためにわざと敵対組織を横浜へ寄越した。」


「その通り。そのお陰でこの異能開業許可証を手に入れることができた。特務課にも認められ乱暴な組織は織田くんが命をかけて排除してくれている。大金星だよ。なのに君達は…なぜそんなに怒っているのかね?」


『…織田作が養っていた情報をミミックにリークしたのは貴方ですね?織田作をミミックの指揮官を唯一殺し得る…敵にぶつけるために。』


「…行こう。」


スタスタスタスタ


「…君達はここにいなさい。それとも…彼の元へ行く合理的な理由でもあるのかね?」


「言いたいことは二つあります。ボス。1つは貴方は私を打たない。部下に打たそうともしない。」


「どうしてそう思うね。」


「利益がないからです。」


「君達にも私の制止を振り切って織田くんのところへ行く利益などないと思うけど?」



「それが2つ目です。ボス。私が彼のところに行っても利益はない。…私が行く理由は1つです。…彼が友達だからですよ。」




太宰は優しい顔でそういった。

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暁姫(プロフ) - 美桜さん» いえいえ!わざわざすみません! (2017年10月20日 18時) (レス) id: cf6965fa77 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 本当だ!直しておきますね!ご指摘ありがとうございます。 (2017年10月20日 18時) (レス) id: 5cad8058cb (このIDを非表示/違反報告)
暁姫(プロフ) - …不発弾がぐはつだんに…太宰さんが可愛いから良いけど!(〃>ω<〃) (2017年10月18日 18時) (レス) id: cf6965fa77 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - ありがとうございます!会合の時ですか?私もギャグ入れなきゃと思って必死に書いたので嬉しいです!続編も頑張っていきます! (2017年10月15日 20時) (レス) id: cc8a591ae6 (このIDを非表示/違反報告)
小松七 - おぉー!!続編楽しみに待っていますね!いやーはは!会合をしてる時の夢主ちゃんが一番好きだわ。無理の無い程度に頑張ってや! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作成日時:2017年10月8日 8時

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