ポートマフィアの飼い犬ですが何か？

裏事情30 ページ31

織田作が倒れたと聞いて仕事ほっぽりだして病院に駆けつけた水無月でっす！


「〜〜〜〜っ。〜〜〜〜。」


何か話し込んでいる様子。


「…いるんでしょ？A。入って来たら？」


バレた。


『お邪魔するよ。』


「Aも来たし話を戻すよ？今朝五大幹部会が開かれポートマフィアの全戦力を持ってミミックを迎撃することが命じられた。今も私の部下達が美術館で抗争中…」


ガチャッガチャガチャ


『…織田作？まさか行く気？』


「全戦力を持って迎撃するんだろ？」


「人殺しをしない織田作は抗争なんて興味ないと思ってたよ。」


「ない。」


『…じゃあなんで？』


「借りの多い人生だからな。部下が困っているなら助けが必要だ。」


そう行って織田作は出て行った。


「…借りなんて忘れてしまえばいい。」


『太宰…？』


「相手だって覚えちゃいないさ。」


『太宰まさか…






私が返してない5円玉のことまだ根に持ってんの？』


「…君は空気を読めないのかい？まあその通りだけど…」

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