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裏事情24 ページ25

「君たちは友人同士だったのか。」


『ええ。まあそういうことになりますね。』


「Aくんは織田くんが背中に隠している銃で人を打った事がないと言う噂の真相を知っているか
ね?」


『いえ。それは本人の口から…』


「…それはこの組織の長としても命令ですか?」


「いや、私個人の興味だよ。」


「では答えたくありません。」


…今度は私がなに言ってんだこいつっていう顔をする番だ。


「…ふっ。いいだろう行きたまえ。」


首領が吹いた。


私も思わず笑みをこぼす。


「良い報告を期待しているよ?」


私も行こうとすると…


「あ。Aくん。待ちたまえ。」


『まだ何か?』


これでも結構忙しいんだけど。


「単なる雑談と思ってくれて構わないよ。…これはあくまで私個人での質問だ。答えたくなければ答えなくていい。」


『?はい。』


何だ?首領にしては回りくどい言い方だ。


「君は…本当の水無月家の者かね?」


…どういう意味だ?私が水無月家の人間であることは名字を見ればわかることのはず。


『水無月家の者でなければ私は何になるんですか?橋の下で拾った子とでも?』


「いや…知らないならいいんだ。行きたまえ。」


『…はい。』


よくわかんないや。ま、考えすぎると仕事できなくなっちゃうし。


今はほっとこう。


そんなことを考えながら首領室を出た。


ガチャッ


「お。」


『織田作。どうしたの?』


「詫びだけ言っておこうと思ってな。さっきは友人であることを隠せなくてすまなかった。」


…え?なにそれ。それだけのために残ってたの?


『ふっふふふ。』


「何か可笑しかったか?」


『いや。何でもないよ。別にいいよ。怒ってないし。』


「そうか…やっぱりお前は笑ってる方がいいな。」


『え?』


「怒ってる顔も真顔も見て来たが俺はお前の笑ってる顔が一番好きだ。」








なに?告白ですか?

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暁姫(プロフ) - 美桜さん» いえいえ!わざわざすみません! (2017年10月20日 18時) (レス) id: cf6965fa77 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 本当だ!直しておきますね!ご指摘ありがとうございます。 (2017年10月20日 18時) (レス) id: 5cad8058cb (このIDを非表示/違反報告)
暁姫(プロフ) - …不発弾がぐはつだんに…太宰さんが可愛いから良いけど!(〃>ω<〃) (2017年10月18日 18時) (レス) id: cf6965fa77 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - ありがとうございます!会合の時ですか?私もギャグ入れなきゃと思って必死に書いたので嬉しいです!続編も頑張っていきます! (2017年10月15日 20時) (レス) id: cc8a591ae6 (このIDを非表示/違反報告)
小松七 - おぉー!!続編楽しみに待っていますね!いやーはは!会合をしてる時の夢主ちゃんが一番好きだわ。無理の無い程度に頑張ってや! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作成日時:2017年10月8日 8時

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