【黒バス】赤司家の出来損ないは実は違いました

赤司家１６ ページ21

貴｢でもなんで今更・・・｣
栗｢早く結婚しようよ｣
貴｢嫌です。無理です。私１５なんで｣
青｢ってことで早くどっかに消えろ｣
今｢退学しろや｣
栗｢こ、婚約者の件は・・・？｣
貴｢キャンセルです。却下です｣
桃｢諦められないなら今ここで貴様を｣
バスケ部ー貴｢撃つ｣←
栗｢あ、諦めますっ｣




ーその夜ー

何本なんか覚えてない。

日に日にましてく線の数。

赤黒く染まったモノは二度と戻らない。

それはそうと少し昔の話をしようか。

あれはまだ私が幼かった頃の話し。


ー過去ー

まだお母さんが生きてた頃の話し。

いつもお母さんは私をかばってくれた。

でもお母さんは病になりもう二度と地上に戻ることはできなくなった。

そして５年後＿

幼貴｢うわああんっ！！！｣
幼赤｢お母さんには申し訳ありませんがお母さんがいなくなった今やりたい放題ですね｣
親父｢そうだな｣

バシッゲシッ

毎日殴られ蹴られ

数なんて数えられないぐらいの赤紫に染まったアザ

いつも寸前でとめる。

もう嫌だ・・・

もういいじゃないか。

自由にさせてくれ。

死なせてくれ。

もういいじゃないか。

コロセバイイジャナイカ＿

憎いんダロ？

いらないんダロ？

だったらイイジャナイカ＿

コロセヨ＿

コロシテクレヨ＿

お母さんのところにイカセテクレヨ＿

でも・・・

そんな願いなど叶うはずがない。

"死にたいと思う奴ほど生きたいんだ"

"誰よりも生きたいんだ"

"誰よりも長く生きたいんだ"

昔お母さんが言ってた言葉を思い出す。

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