【黒バス】獣人飼い始めました

獣人１６ ページ20

ーA視点ー


あれから４日がたった。

取りあえず情報を探してたのだけど涼太が言ってることぐらいしか書かれてなかった。



貴「もうちょっといい情報が手に入ればいいのだけれど・・・」


さつき「あの！」


貴「？どうかしたかしら」


さつき「そのっ・・・情報収集なら私得意ですっ」


貴「・・・本当？」


さつき「はいっ・・・。前のご主人様とかに調べさせられてたりしてたので・・・

今まではあまりいいものとは思わなかったんですけど、今はAさんの役に立つなら私頑張ります！」



意外な発見ね

さつきは女性と言う事もあるから家事とかやらせられてたかと思ったけどまさか情報収集とはね



貴「頼むわね」


さつき「！！はいっっ」


貴「一応私もここにいるから疲れたり喉乾いたりしたらいつでもいってちょうだい」


さつき「ありがとうございます！(気を使ってくれたりするのっていつ振りかな・・・)」




ガチャッ




「失礼します」



貴「何？」



「A様宛にお電話が・・・」



貴「私に？」




そんな友人いたかしら・・・



貴「わかったわ。受話器かして」



「はい」





貴『ただいまお電話変わりました。竜谷Aです』




『あっすみません・・急にお電話してしまって・・・』



貴『大丈夫ですよ』



声からして女性ね・・・。


さつき達の元ご主人？いや・・・そしたらもっと勢いよくくるかしら




『あっ申し遅れました。私・・・相田リコと言います』




相田・・・リコ・・・・？



貴『もしかして相田グループの娘さんでいらっしゃいますか？』



相田グループも世界有数のお金持ちに入るグループ




『あっはいっ。そうです」



でもなぜ私に？




貴『ご用件はなんでしょうか』



相『私実は獣人飼っているのです』



獣人・・・？

相田グループも飼ってたのね




貴『そうなのですか・・・。

失礼ですが暴力などをなさっているのですか？』



相『まさかっ。こんな可愛らしい子に暴力だなんてできませんよ。

勿論家族として迎えています。獣人でも生きているんです。喋れるんです。

それを家族以外にどう迎えればと思いますね』



私と同じ”言葉だけの飼い”

まさかいるだなんてね・・・・。



貴『私も同じですよ』


相『同じ人がいてうれしいです。・・・それでですね・・・』

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