佰壱.亀甲です。 ページ28
『…こんばんは、亀甲貞宗様。どうしてこちらに来たか伺っても……！！』
言い終わる前にAの視界は変わっていた。
亀甲の背景が庭から天井へと移っている。
彼によって彼女が押し倒されていたのである。
彼頬を紅潮させ肩で息をしている彼。
不適な笑みを浮かべているのが見えずともわかってしまうほど楽しそうであった。
亀甲「やっと見つけた。長いかくれんぼだったね。あぁ、ようやくぼくを見てくれた。嬉しいなぁ。これからはずっとぼくと一緒だよ、んふふ、ご主人様、もっとぼくを愛してくれないかな。もっともっともっと…」
『残念ながら。
僕は君の主ではありません。離していただけますか。』
亀甲の言葉を遮り冷静に告げる。
開いたままの襖から冷たい光が差し込んでくる。
改めて彼を見ると口元は笑っているが目が虚ろであった。
まるでAを誰かに重ねているように彼女の言葉も聞かず嬉しそうにしている。
歌仙が彼をAから遠ざけようと動く。
が、立ち上がると同時に足に力が入らなくなった。
目眩がし、急に胃から何かが込み上げてくる。
口から出てきたの赤。
激しく咳き込み呼吸が乱れていく。
歌仙から吐き出されたそれは畳をその色へと変えていった。
亀甲「ふふふ、ご主人様とふたりきりになるためにみんなが食べているものに薬を入れたんだ。ほら、ご主人様がいつもぼくに飲ませてくれたものだよ。
あぁ、ご主人様はいつもこうやって愛してくれたよね。」
そう言ってAの首に手を重ね段々と力を込めていく。
Aは苦しそうにもがき精一杯力を込めて亀甲の脇腹を蹴る。
彼は予想していなかったのか一瞬驚いた顔をしながら横にたおれていった。
亀甲「…ご主人様も薬を体内に入れたはずだよね。どうして動けているんだい？」
『本日はカレーだったのですよ。さて、ここで恒例の回想をどうぞ。。』
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華音(プロフ) - 初めまして、刀剣乱舞大好きで読ませて頂いておりました（＾ν＾）ただ、もう終わりなのでしょうか？続きがあるとしたら続きがとても気になります｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡あと所々誤字脱字も全体的に多く見られましたので^^;見直してみて下さいね。では、頑張って下さいませ (2021年10月4日 12時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - えぇぇぇぇ、もう終わってしまった。続きが気になってたのに。 (2020年12月15日 16時) (レス) id: a8c24b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコ(プロフ) - 質問に答えて下さりありがとうございます｡また、分かりづらかったり気になった事ができた際はよろしくお願いします! (2020年1月1日 7時) (レス) id: 46d689b6ff (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽむぽむ(プロフ) - ショコさん» わかりづらくすみません！また質問があれば何なりと受け付けます！これからも応援お願いいたしますね！！ (2019年12月31日 20時) (レス) id: b8e9dff8ca (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽむぽむ(プロフ) - ショコさん» コメントありがとうございます！夢主はトリップ前にアプリの方で刀剣乱舞をしており、その名残で感情的になった場面で呼んでしまったというのが一つと、兼さんと話終わった後に描写は書かれていませんが呼んでもいいという話になり前と同じく呼ぶことになりました！ (2019年12月31日 20時) (レス) id: b8e9dff8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽむぽむ | 作成日時：2019年12月14日 19時
