弐拾壱(下).中立です。 ページ30
薬研「何で会って話もしてないのに見習いは悪だって決めつけるんだ?
その人の事を見てないのに勝手に決めつけるのは良くない。
兄弟それぞれの個性があるように、人間だってみんな同じじゃないんだ。
気が弱い人。明るい人。病弱な人。顔が怖いが、動物や子供に優しい人もいるかもしれないな。
この本丸の審神者はあんな奴だ。でも、あんなのとあの人はおなじじゃない。
これは断言できるぜ。…〔俺っち〕も見習いに救われたからな。」
乱「!…会いたくないよ。怖いもん。ボクたちはあんな人しか人間なんて知らないもの。
信じるなんて簡単じゃない。」
一瞬驚いた顔をしたが、すぐに暗い表情になって話している。
博多「…もう、話終わってよか?俺、長谷部んところにいってくるばい。」
そう言って立ち上がる。
後藤「俺も不動のところに行ってくる。まだ手入れされてないんだろ?様子を見てくる。」
乱「ボクも次郎さんが何してるか見てくる。」
そう言った後、三振りは部屋を出ていった。
包丁は説得出来なかったためか目からポロポロと涙をこぼしている。
それを毛利がなだめるが泣き止む気配が無い。
薬研「…残ってるお前らも信じられないか?」
平野「…今は、何ともいえません。もし、前田やずお兄、ばみ兄が元気に帰ってきてくれたら見習い様と話してみようと思っています。」
五虎「虎くん達に、手をあげなければ信じられると思います。…でも、まだ分かりません。すみません。」
毛利「…僕も、ふたりと同じですね。信じるのは難しいと思っていますが、包丁がここまで頑張ってくれたんですから。いなくなった兄弟が無事に帰ってくることを願っています。」
結局は、ほとんど説得出来なかった。
が、Aに刀を向けるほど信用していなかった薬研や包丁がAのためにここまで必死になってくれたのだ。
歯車はよい方向に動いている。__________
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長くなってしまいました。。
まさか、上中下になるとは、、作者も驚きました。
さて、このあとはどうなっていくんですかね。見習い期間半年。
この期間でどれだけ直してどれだけ信用されるのでしょうか。
…本当にどうなるんでしょう!!どうしましょう!
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作者名:ぽぽむぽむ | 作成日時:2019年7月20日 7時