ご加護のつく少女は見習いです。【ブラック本丸】 (ページ35)

今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:332,134 hit

廿陸.質問です。ページ35

『す、すすすすみませんでした！呼ぶつもりは無かったんですよ？
　ただ、口が勝手に。鍵も奪うつもりありません。説得しようと思って。
　あ、そうだ。伽羅、、大倶利伽羅様の好きな食べ物はなんですか？今度一緒に食べましょう。』

頭のなかが真っ白になっているA。何とか言い訳をしようと必死で話している。

伽羅「…馴れ合うつもりはない。

が、聞きたいことがある。」

先程とは違い、分かりにくいが、おそらく不安な表情でこちらをみている。

伽羅「アンタは、光忠に会ったのか。どうやって手入れをした。
　何故、来たばかりなのに仲良くなっている。
　この蔵にいるやつらには危害を加えないか。何故…」

『いや、さすがに多いわ伽羅ちゃん。…じゃなかった。』

Aは頭に手を当てている。

歌仙「はぁ。彼女は燭台切には会っていない。手入れは、はじめは霊力で直していたが、粟田口兄弟をすべて直せるほど多くはないため、手入れをした刀で出陣をした。

　その後はほとんど資源を使って直していた。僕は仲良くはしていないが、蛍丸や愛染などはお菓子につられていたのが主だな。

　蔵のものに危害は加えない。加えたら僕のことも斬ってくれて構わない。」

　歌仙さん、ないすぅ！！…って、思ったけど斬られるのは僕だけでいいから。
　やめて。イケメン、惚れる↞

伽羅「…そうか。なら、鍵は開けてやる。折るようなマネは許さない。」

『ありがとうございます。か、、大倶利伽羅様。』

伽羅「…呼びにくいなら、好きに呼ぶといい。」

そういいながらｳｺﾞｳｺﾞしている。

　うん。ごめんね。

無事、伽羅を網からだして鍵を開けてもらう。

？？「おー、伽羅、おかえり。っとー、あとは蜻蛉切さんか？」