日記 その7 ページ8
「…ナワーブ、どうしたんだ？」
「……」
ロッカーに出てから、ナワーブの様子がおかしい。うずくまって、顔を伏せている。まさか傷口がひらいて苦しいのだろうか…だとしたら今すぐ治さないと、しかしこの体勢だと治療がまともにできない。負傷したところをちゃんと見せてもらわないとな
「ナワーブ、大丈夫か？今治療するから少し見せてみろ」
「えっ！？いやっなんでもないぜ！俺は大丈夫だからセンセーは解読しててくれ！」
「ちょ、ナワーブ！」
何故だか知らんが、ナワーブが治療を拒否して別のところに行ってしまった
だがどうしてあいつは行くとき、前屈みをしていたのだろうか…まぁ、向かった先には偶然かは知らんが仲間がいるようだ多分そいつに治療してもらい、俺には解読に集中してもらいたいため時間をかけさせないようにするためだろう
そう考えながら、マップを確認した後。俺は再び、解読に集中することにした
この後、回復したナワーブが長時間チェイスをしてくれたおかげで
解読が完了し、ゲートを開けることができて全員脱出し、俺たちの勝利となった。ゲームが終わり、ホールに戻ってきて
少し一休みとして紅茶を飲んでいると、少し離れたところから騒がしい声がする
声の正体はどうやら、ジョーカー、キャンベル、ウィリアム、ナワーブが揉めている様子だった
一体何を話しているのだろうか、ここだと話しの内容があまり聞こえない
どんなことか気になった俺は、少し申し訳ないが
盗み聞きしようとあいつらに近づこうとした…のだが
「ライリーさーん！ゲーム終わったから早くお話するの！」
タイミングいいのか悪いのか…いや、俺からしたら悪いタイミングだな
エマがホールの扉をバンっと強く開け
すぐに俺の場所までいき、俺の手を力強くひく
「さぁ、早く来るのライリーさん！」
「え、あ、あぁ。わかったからあまり引っ張らないでくれ…少し疲れているんだ」
「なら私が抱っこして連れていくの！」
「それだけは本当にやめてくれ…」
ここで抱っこされて連れていかれたら、男としてのプライドがズダボロだ
そうされないように、俺は素直にエマに手をひかれホールから出た
ただ、あいつらの話しの内容がきけなかったことが少し残念だったがあの時、何を話していたか誰かに聞けばいいだけのことだ
そう思いながら、俺はエマが目的地に到着するまで手をひかれたままにした
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A - 好きです！ 更新頑張ってください！ (2021年2月14日 14時) (
レス) id: 6a4b6c1b87 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - トシ@堕落した元天使さん» コメントありがとうございます！かなりマイペースに投稿しますが頑張ります！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
トシ@堕落した元天使(プロフ) - 弁護士推しの私にはご褒美でしかないなこの小説！！ (2021年1月6日 16時) (レス) id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - コメントありがとうございます！なぜかって？弁護士が推しだからさ(｀・ω・´) (2019年7月20日 14時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
無言様 - いや待ってなんで弁護士にしたのwwww笑う無理wwwwww最高すぎるw最高の作品ありがとうwww (2019年7月20日 12時) (レス) id: ca45ce979a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：化け猫商店 | 作成日時：2019年6月13日 10時
