日記 その12(ナワーブ視点) ページ13
今日はいつもより疲れた…やっと試合が終わりホールに戻り席につく、今日の試合はいつもよりも長く感じたのは俺の気のせいだろうか…。いや気のせいだな、うん
そう独り言をぶつぶつと内心言っていると、くたびれた様子のジョーカー、機嫌が良いウィリアム、さっきから俺のことを妙に睨んでくるキャンベルが席につく。視線が痛いから出来るだけやめてほしいが匂いのことを聞かれると思うと気まずくていう気にはなれなかった…(センセーは俺たちから少し離れたところで座って休憩中)
「はぁ…お前ら段々腕上がってきてるな…」
「そうだろー！俺たちだって鍛えてるんだからなー！」
「そうだね…ねぇナワーb「あ、そうだ！俺実はさ」
キャンベルが俺に問いかけをしようとしていたがウィリアムがぶったぎってカメラを出してくる
ナイスタイミングだウィリアム！っと内心俺は思っていたが、バッドタイミングというのが正しかっただろう…。
「俺実は最近“録画”っていうのができるようになってな、今日の試合録画してみたんだ！」
「！？」「え、そうなの」
「えぇ…俺チェイス稼がれまくって失態しか写ってないだろ…はぁ」
「まぁまぁ、先生が『失敗したところを見直すことが、成功に繋がる』って言ってたから損だけじゃないぜ！」
「ウ、ウィリアム。確かにそういうのはいいと思うが今ここでは「ほら！」(映像をまわす)
そう言いながらカメラを取り出し映像を見せようとするウィリアム、まずい。録画は誰の視点でも見れるようになっていて勿論のこと、あのロッカーでのことも写っているだろう
俺はその録画を見せないようウィリアムを止めようとしたが、時すでに遅し、カメラの映像がまわってしまった
「おー、キャンベルここでジョーカー弾くのすげーな！」
「あ、そこ攻撃のタイミングあったじゃねぇか俺…」
「ここでタゲが変わって僕とウィリアムが相手にしたんだっけ、それでナワーブは…」
ここで録画の視点を俺に切り替えると、センセーと合流して治療していることがわかる。ここまではいい、ここまではな！そして俺とセンセーがロッカーに一緒に入っているところを全員に見られた時、さっきまではしゃいでいたウィリアムはピタリと静かになり、ジョーカーは「あー…」と俺に同情するような視線を俺に向け、キャンベルはニッコリと笑顔をこっちに向けた。この時の俺は、冷や汗を大量にかいていただろう。
「ナワーブ？これは？」
荘園中に俺の叫び声が響くまで、後3秒
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A - 好きです！ 更新頑張ってください！ (2021年2月14日 14時) (
レス) id: 6a4b6c1b87 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - トシ@堕落した元天使さん» コメントありがとうございます！かなりマイペースに投稿しますが頑張ります！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
トシ@堕落した元天使(プロフ) - 弁護士推しの私にはご褒美でしかないなこの小説！！ (2021年1月6日 16時) (レス) id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫商店(プロフ) - コメントありがとうございます！なぜかって？弁護士が推しだからさ(｀・ω・´) (2019年7月20日 14時) (レス) id: a30f808352 (このIDを非表示/違反報告)
無言様 - いや待ってなんで弁護士にしたのwwww笑う無理wwwwww最高すぎるw最高の作品ありがとうwww (2019年7月20日 12時) (レス) id: ca45ce979a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：化け猫商店 | 作成日時：2019年6月13日 10時
