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第1段階 ページ2

青柳side
神楽さんに連れられるまま、
ゲートのような物の前に立たされる。

神楽「良いですか?
向こうに着いたら、こんのすけという管狐を呼んでください。
必ず力になってくれますから。」

『わかりました。ありがとうございます。』

竹刀を担ぎ直し、ゲートみたいなやつを潜る

古びていて錆び付いた門の前に出る。

えっと確かこんのすけを呼べだったな。

『こんのすけ。居るか?』

こ「はい、ここにおります!
初めまして、光輝さま!」

『初めまして。僕は光輝!
僕が来たからには必ずこの本丸を、
おじいちゃんの代より立派なものにしてみせる!』

胸を張り、高らかに宣言する。

こ「その意気でございます!光輝さま!
では光輝さま、刀剣男士と関わる上で、
真名(さだな)は使えないので、
何か偽名のようなものを考えましょう。」

『えっと.......こんのすけ、真名とはなんの事なんだ?』

こ「真名とは、光輝さまの本名の事です。
それを知られてしまうと、
神隠しにあったりしてしまいます。」

『光輝という名前を使ってはならないということか。』

こ「そういうことであります!
なので、他の名前を考えましょう。」

『おじいちゃんの名前はなんだったの?』

こ「(かい)様でございます。」

『なら、僕は、海斗(かいと)にするよ。』

こ「海斗様ですね。
それでは、入ってみましょうか。
くれぐれも油断なさらぬよう.......。」

『分かった。』

嫌な音を立てながら、門が開く

キラリと何かが光り、足元に刺さる

こ「海斗様!足元に何か刺さっていませんか?
これは.......薬研さまの刀です!」

『足の間を狙ったみたい。
誰か分からないけど、なんで突然?』

薬「立ち去れ。」

怪我だらけの小さな男の子。

『えっと.......』

4代目「薬研!何してるの?その人は客人なのよ!
ったく、役立たずのくせに出しゃばるんじゃないわよ。
見習いさん、みんなに紹介するからこっちに来て?」

腕を絡められる。キツい香水の匂いが鼻につく。

『あの子は、連れていかないんですか?』

2代目の方は薬研くんを睨みつけ、吐き捨てるように言った

2代目「薬研藤四郎、大広間に行きなさい。」

薬「クッ.......分かり、ました.......。」

無理矢理引きづられるように、歩いていく薬研くん。

そのまま本丸の中の簡単な説明をされ、
最後に大広間に連れていかれる。

第2段階→←青柳光輝という人物



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作者名:氷牙 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年6月26日 21時

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