*10話* ページ11
難なく眠り薬を作り終え、最高評価をもらった。
まぁ、魔法薬学が1番得意だから当たり前なんだけどね。むしろ魔法薬学しかできないし…。
これで今日の授業は終わり。
授業は…ね。
ピロリンとスマホが鳴る。マレウス先輩からだ。
「オンボロ寮近くで待ち合わせ…か」
に、逃げたい。めちゃくちゃ逃げたい。てかそもそも今日ガーゴイル研究会の活動あるの?
サボろうかな…効果消す魔法薬作らなきゃだし…そうだ、モストロ・ラウンジに行こう。
ジェイドくんに会えるし、なによりポイント溜まったから、アズールくんに相談できる。
私だけじゃどうしようもないけど、アズールくんならなんとかできるかもしれないし…!
モストロ・ラウンジに向かおうとした時、ピロリンとまたスマホが鳴った。
"来ないのならば、僕から行こう"
「え…?」
それはどういう…
顔を上げると、目の前にマレウス先輩がいた。
「ひょわぁあっ!?」
驚きのあまり、体が飛び跳ねる。
その様子を見ていたマレウス先輩は楽しそうに笑った。
「ど、どうして私がここにいるって分かったんですか…?」
彼は、私の頬に触れた。大きくゴツゴツとした冷たい手。
「僕はお前のことならなんだって分かる」
「す、ストーカー的な…?」
口には相変わらず笑みを浮かべているが、目は笑っていない。こ、怖…。
「さぁ、A。ガーゴイルを見に行こう」
「え、あ、はい」
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kouboukun(プロフ) - 反対者がいれば、捻り潰そう。これ見たとき思った事(おお〜強ぇぇぇぇぇ) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6b5d77f9d6 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 愛さん» 丁寧に感想を書いてくださり、ありがとうございます…! めちゃくちゃ嬉しいです!実は結構不安で…こんな感じで良いのかな?と思うことも多いので、愛さんのコメントに勇気をもらいました…!読んでくださりありがとうございます、これからもよろしくお願いします! (2020年7月16日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
愛 - コメント長々すいませんでした!
このままじゃキュン死にしそうだったので!!
私、完結まで生きてられるかなぁ(笑)
本当、素敵な作品をありがとうです!
更新、楽しみにしています!
後、ami☆さんの他作品も読んでみますね! (2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - アズールのウブさや(笑)ジェイドの場面めっちゃ夢主とリンクしてめちゃめちゃトキメキました!
マレウスの連絡来てたの切なくるし、リドルの気持ちを出せれない所とか!?
ヤバイです!
もう、キュン死にです!!
(2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - ami☆さ〜ん!!更新されるたびキュンキュン度がヤバくて心臓いくつあっても足りないです!!
夢主になりたい!(笑)
ami☆さんの小説はキャラがキャラらしいというか、キャラの心情などの描写がすごく上手で凄いです!引き込まれます! (2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年7月8日 16時