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『ひ、土方!?私の話を聞いてたのか!?』
｢聞いてたと言われてもな、この
『そ、そうだよね』
だったら他の人にもこの話聞かれてるのかな。
まぁ実際私好みの人居ないからいいか。
｢なぁAよ。この老いぼれたジジイを養ってくれるのか？｣
養う？この私が？逆に私を養ってほしいくらいだ。
『うーん。やっぱ無理。私と歳が近くてかっこいい人がいい』
｢結構面食いなんだな｣
『てへ』
私は牛山と土方に恋愛相談をしていると、牢屋の隅からゴソゴソと物音が聞こえた。
そこには確かのっぺら坊がいたはず………
｢楽しい話は終わったか？｣
『え？』
あの、のっぺら坊が珍しく口を開いた。
私含めここにいる全囚人がのっぺら坊の方へ目を向けた。
｢なぁ……アイヌの金塊は欲しくないか？｣
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年8月19日 1時
