17.歓迎会�� ページ18
尾形side
ったく、大人しく家にいると思ったがまさかここでバイトって…何してんだ。
俺はちゃんとしてるか監視をしながら端の席で1人酒を飲んでいた。
｢尾形さん大丈夫ですか？｣
声をかけたのは隣の席の谷垣だ。
よくよく見ると酒の減りが少ない。
お前の為の歓迎会だ。飲まんで何をしてる。
｢た〜に〜が〜き〜。お前ちゃんと飲んでんのか？｣
｢の、飲んでます！それよりあの方尾形さんの彼女ですか？｣
｢あ"ぁ"。出だしたら分かってんだろうな｣
｢いえいえ！俺も妻がいるので！｣
お前俺より年下のくせにもう結婚してんのか。
結婚か……俺はそう思いながら酒を飲んでると中身が空になった。
俺はお代わりを頼もうとAを呼んだが来なかった。厨房にいるのか？
俺は近くにいた白石に聞いてみた。
｢Aちゃん？Aちゃんならそこの席にいるよ｣
白石に指さされた席に行くと、そこにはAと二階堂、宇佐美がいた。
｢Aちゃん可愛いねぇ♪尾形の彼女なのが勿体ないよ〜｣
｢うんうん。しかも料理上手いしねー｣
｢お前ら何してる｣
ｷﾞｸｯ
なに勝手に人の女を連れて何ナンパしてんだ。
俺はAを連れ出そうと腕を掴もうとすると…
｢ひゃくのしゅけしゃん……｣
逆にAが俺の腕を掴んできた。
しかも少し顔を赤い。何か飲ませたか？
｢おい、何か飲ませたか？｣
｢え？カルピスサワーだけど｣
｢….ッおいコイツ酒によわ｢ひゃくのしゅけしゃーん！｣｣
俺が話してる最中に抱きしめてきた。
おまけに全員俺達のことガン見してる。
これは面倒くさいやつだ。
｢あらら、Aちゃんまた酔ったの？｣
｢尾形、ちゃんと見張っとけよ｣
俺は客でコイツは店員だ。何で俺が面倒見なくちゃいけねぇんだ。俺が店員だったら全員クビだ。
俺は近くにあるコップに水を入れAに渡した。
｢とりあえず水飲め｣
彼女はコップを受け取り全て飲み干した。
｢……ん？百之助さん？｣
｢あぁ｣
どうやら前回より早く酔いが覚めたようだ。
俺はAを呼び俺の膝の上に座らせた。
｢えーと……百之助さん？｣
俺の膝の上でオドオドしてる彼女。
俺は彼女の耳元に顔を近づけ……
｢ったく…何で呑んだんだ。全く…そんなに呑んだら頭痛くなっちゃうだろ｣
｢……ッ｣
｢…帰る｣
俺は財布を取り出し今日の費用を出し、Aの腕を引っ張り帰った。
───
とある台詞は某番組のtdkn様から引用しました。
激甘低音ボイス最高…
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みっちょん(プロフ) - 初めまして！尾形さんの家政婦さん拝見させていただきました！めちゃくちゃ面白くて、結婚式の夢主が尾形さんへの手紙を読み上げる所は感動して心の汗がとまりませんでした！素敵な作品ありがとこざいます！！ (2022年9月15日 17時) (
レス) @page41 id: 1408e3bd7a (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございますぅぅぅ!!甘々なストーリーになってしまいましたが楽しんで頂けて嬉しいです！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 完結おめでとうございますぅぅぅ!!!!とっても面白くて毎回毎回尾形さんにキュンキュンしてました……！ (2019年9月15日 23時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！らる様も新作楽しみにしてます！ (2019年8月1日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 待ってました!!このシリーズ大好きなので、続編が出て嬉しいです!!更新頑張って下さい!!体調にもお気をつけて!! (2019年8月1日 14時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年8月1日 13時
