46.告白�� ページ48
この気持ちはいつから私の中にあったんだろう。
もしかしたら初めて彼に会ってからかもしれない。きっと彼に知られたら滅茶苦茶にされる。
「俺の事を嫌いになったか？」
至近距離でじっと見つめながら聞いてくる彼の問いに、首を横に振り否定する。
「じゃあどう思ってるか言ってみろよ」
「尾形さん……好きです……」
私は今まで口にしなかった気持ちが溢れるように出てきた。
「馬鹿…言うの遅すぎだ」
そう言って優しく抱き寄せられれば、もうその想いを止める事は出来ない。
「なんでっ、優しくするんですか………
それに、今日は一緒に居れるけど、明日には……」
話してる最中に彼に唇を塞がれる。
｢それがなんだっていう。お前は俺のもんだ。
勇作さんだって誰にだって渡したりしねぇ｣
思いもよらぬ言葉が発せられ、彼女は大きく目を見開いた。そして、その瞳からポロポロと大粒の涙が伝う。
｢泣くなよ？勇作さんだって分かってくれるはずだ｣
尾形さんは私の涙を拭いながら抱きしめてきた。私も｢そうですね｣と笑みを浮かべた。
｢明日は2人で屋敷に行こう｣と尾形さんは私の頭を撫でながら言い、私も｢はい｣と答えた。
｢なぁA…俺はお前に一目惚れだったんだ｣
｢え？｣
尾形さんは急に私を好きになった理由を告白した。
｢会ってすぐに彼女になれって言うのも馬鹿だな｣
尾形さんは少し顔を赤め、髪をかき上げながら
｢ふっ｣と笑ってる。確かに私と初めて会った時は怖い人しかイメージがなかったような…
｢本当、尾形さんって面白い人｣
｢お前に言われたくない｣と言いながら尾形さんは私にデコピンをしてきた。
｢痛ッ｣
尾形さんは｢さっさと寝るぞ｣と私を抱きしめながら眠りについた。
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キノ(プロフ) - 最高でした。鼻血が滝のように溢れてきます。2の方も見てきます。いってきます。 (2020年1月7日 22時) (
レス) id: b2c18f3154 (このIDを非表示/違反報告)
らる - ぜひ読ませて頂きます！ヒンナでした！ (2019年7月20日 0時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！なんとか完結することが出来ました。個人的にもこのストーリーが気に入ってます。他の小説も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる - 最後までドキドキが止まらないとても ほっこり キュンッと来る面白さたっぷりの小説、見ていて飽きませんでした!!最終回、お疲れ様です！これからも頑張って下さい!!(長文失礼致しました) (2019年7月19日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！もう少しで最終回となりますが、温かい目で見守ってください！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年6月1日 14時
