29.お食事会�� ページ30
｢それでは行ってらっしゃい｣
私は会社に行く尾形さんにお約束の行ってらっしゃいのキスを頬にした。
｢ったく、いつになったら口にしてくれんだ｣
｢そんなの恥ずかしいに決まってるじゃないですか！｣
尾形さんは私の話を聞いてないかの様に玄関の扉を開けようとすると、｢あっ｣と何か思い出したか私の方を向いた。
｢今日の夜、会社の奴ら来るから。飯多めに作っとけ｣
｢………え？｣
尾形side
遡ること昨日の昼休み。
俺は何故かあの時の弁当の件でコイツらと飯を食ってる。
｢今日も尾形さんの弁当美味そ！｣
いつものようにジロジロと見る二階堂。
俺は手を出すなと毎回警戒をする。
｢ねぇ尾形さん。明日ご飯食べに家に行っていい？｣
｢はぁ？ダメに決まってんだろ｣
｢え〜俺彼女さんの手作り料理食べてみたい！鯉登課長もそう思うでしょ？｣
｢そうだな。たまには庶民の料理でも味わってみようではないか！｣
今日も豪華な昼飯を食ってる馬鹿。コイツは絶対来るな。
｢ねぇ〜いいでしょ！ご飯食べたい！｣
｢家に連れてけ尾形ぁ！｣
何故か俺の間に鯉登と二階堂が来て、お互い俺のスーツを引っ張る。くそ殴りてぇ。
｢鯉登さん、二階堂、尾形が困ってるだろ｣
ここでやっとまとめ役の月島さんが来た。
やっと助かったと思った。
｢月島も尾形の彼女の飯を食いたいだろ？｣
｢ま、まぁ俺も美味そうに思う時ありますが……｣
｢ほら！月島も飯が食いたいってよ！｣
まさかの月島さんもそっちの味方になりやがった。
月島さんは家を知ってる為必ず家に来る。
馬鹿二人は俺の方を見て目をキラキラしてる。
｢………ったく｣
俺は渋々OKすることにした。
｢やったぞ二階堂ッ｣
｢ありがとうクソ尾形！｣
｢おい、今なんつった？｣
こうしてコイツらが俺の家に来ることになった。
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キノ(プロフ) - 最高でした。鼻血が滝のように溢れてきます。2の方も見てきます。いってきます。 (2020年1月7日 22時) (
レス) id: b2c18f3154 (このIDを非表示/違反報告)
らる - ぜひ読ませて頂きます！ヒンナでした！ (2019年7月20日 0時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！なんとか完結することが出来ました。個人的にもこのストーリーが気に入ってます。他の小説も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる - 最後までドキドキが止まらないとても ほっこり キュンッと来る面白さたっぷりの小説、見ていて飽きませんでした!!最終回、お疲れ様です！これからも頑張って下さい!!(長文失礼致しました) (2019年7月19日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！もう少しで最終回となりますが、温かい目で見守ってください！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年6月1日 14時
