11.これからの事�� ページ12
ピンポーン
『お届け物でーす』
とうとう届いてしまった。例のダブルベッド…
早速尾形さんは｢今日から寝るぞ｣とニヤッと私の方を見てきた。変なことしなければいいけど…
今日は日曜日。そして私が家政婦としてやって来て１週間が経つ。少しここでの生活が慣れてきた。掃除、炊事、洗濯…基本的な事は毎日やってるが、まだ尾形さんの事はまだ分からないことだらけ。今日こそ聞いてみようと思う。
｢あ、あの尾形さん…尾形さんのことについて教えて頂きたいのですが…｣
｢……聞いてどうする｣
｢えっと…ここに来てからまだ尾形さんについて知らないこと多いので教えて頂きたいと思って…｣
尾形さんはため息をついて自分の部屋へと入った。やっぱりまずかったかなと思っていたが、しばらくすると何かの書類を持って私の元へ戻ってきた。
｢俺のこと知りたいんだろ？何が知りたい｣
何が知りたいと言われても色々あるが、とりあえず私が1番気になるのは尾形さんと勇作様の関係についてだ。
｢尾形さんと勇作様との関係はなんですか？｣
｢……腹違いの兄弟だ｣
｢え？｣
｢俺の母親は下町で働いてた時、花沢グループの社長である父がやってきて子供を作って捨てた。しばらくすると父は本妻との子供ができた。それが勇作さんだ。｣
｢うそ……｣
｢母は病気で亡くし、祖父母が世話してくれた。俺は母を捨てた父が許せず、花沢グループを避けていた。だが、勇作さんは俺を花沢グループの屋敷に住まわせようと催促したり、毎回家に来たり、連絡をとろうとしてくる。｣
｢だからわざと連絡とらなかったり、居留守を…｣
｢あぁ。｣
尾形さんにそんな過去があったなんて知らなかった。
｢あと両頬の傷は…｣
｢2年前に事故で顎を砕けてな。今となって笑える話だ｣
他の人から見ると痛々しく見えるが、私は何故か守ってあげたいという気持ちがあった。私はその頬を触れようとすると、尾形さんに腕を掴まれた。
｢惚れたのか？｣
｢えっ！？ちがっ…違います！｣
｢まぁ俺については以上だ。次はこれからの事について話す｣
そう言いつつ尾形さんは先程持ってきてた書類を渡してきた。私はその書類を読むと驚愕した。
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キノ(プロフ) - 最高でした。鼻血が滝のように溢れてきます。2の方も見てきます。いってきます。 (2020年1月7日 22時) (
レス) id: b2c18f3154 (このIDを非表示/違反報告)
らる - ぜひ読ませて頂きます！ヒンナでした！ (2019年7月20日 0時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！なんとか完結することが出来ました。個人的にもこのストーリーが気に入ってます。他の小説も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる - 最後までドキドキが止まらないとても ほっこり キュンッと来る面白さたっぷりの小説、見ていて飽きませんでした!!最終回、お疲れ様です！これからも頑張って下さい!!(長文失礼致しました) (2019年7月19日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！もう少しで最終回となりますが、温かい目で見守ってください！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年6月1日 14時
