14.これからの事�� ページ15
夕食とお風呂が終わり、とうとうあのダブルベッドがやって来る。
今頃尾形さんがお風呂に入ってるから先にベッドに入って寝よう。
私はダブルベッドの端で横になり目を瞑る。
………寝れない。
何だろう、この謎の緊張感。
しばらくすると尾形さんが部屋にやってきた。
｢なんで端にいるんだ｣
｢だ、だって尾形さんナニカしようと思って…｣
｢ナニカって何だ？｣
尾形さんはベッドに入り後ろから私を抱きしめてきた。
私は顔が赤くなり、尾形さんも｢なぁ教えろよ｣と耳元で囁いてくる。
｢だ、ダメです！｣
｢ふーん…ま、お前が俺の事好きになったら嫌でもしてやるけどな｣
尾形さんは力強く私の体を彼の方へ向かせ、私の唇を重ねてきた。
｢好きだA………｣
｢尾形さん………｣
何だろう。さっきより胸の高鳴りが凄い……
尾形さんの傍にいるとドキドキする。
私も無意識で尾形さんの背中に手を回し、お互い抱きしめてる状態になった。
｢なんだ？｣
｢い、いえ…｣
何故だろう…とても落ち着いちゃう。
私はそのままその場で眠りについた。
翌日。私達は抱きついた状態で寝ていた。
私は朝食の用意する為ベッドから降りようとするが、尾形さんの手が離してくれない。
｢…どこに行く｣
｢尾形さん、起きてたんですか？｣
｢もう少しここにいろ｣
｢でも朝ご飯が…｣
｢今日はコンビニで済ますからいい｣
私はもう…と少しため息混じりで言ったが、私は尾形さんと一緒にいる時間が好きになったかもしれない。
午前8時。尾形さんが出社する時間。
｢それじゃ行ってくる｣
｢はい、行ってらっしゃい｣
｢…………｣
｢あ、あの尾形さん。遅れますよ？｣
｢お前昨日のこと忘れたのか？｣
尾形さんは自身の唇を指さしてきた。もしかして行ってらっしゃいのキスをしろってことですか！？
私はオドオドしながら彼の頬に口付けした。
｢ふっ……すぐ帰ってくる。｣
彼は私の髪を撫でて会社へと向かった。
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キノ(プロフ) - 最高でした。鼻血が滝のように溢れてきます。2の方も見てきます。いってきます。 (2020年1月7日 22時) (
レス) id: b2c18f3154 (このIDを非表示/違反報告)
らる - ぜひ読ませて頂きます！ヒンナでした！ (2019年7月20日 0時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！なんとか完結することが出来ました。個人的にもこのストーリーが気に入ってます。他の小説も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる - 最後までドキドキが止まらないとても ほっこり キュンッと来る面白さたっぷりの小説、見ていて飽きませんでした!!最終回、お疲れ様です！これからも頑張って下さい!!(長文失礼致しました) (2019年7月19日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！もう少しで最終回となりますが、温かい目で見守ってください！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年6月1日 14時
