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｢いててて……｣
私は階段で足を滑らせ転んだ。
少し気を失ってたらしい。
｢あぁー！飛行機ー！｣
…ってアレ？私はその場の周りを見渡すと何故か外にいる。私館内にいたよね？
それに車は通ってないし、見慣れない建物ばっかり建ってる。
もしかして…私…どこかの世界に飛んじゃった！？
ま、まさか〜漫画の読みすぎだよね〜……
とりあえず、け、携帯！………って、圏外だ…
に、荷物！！
荷物はほとんど駅のロッカーに預けて
今手元にあるのは、スマホ、財布、カメラ、飴ちゃん2個。……詰んだ。
ていうか、どうやって元の場所に戻れるんだ！
また階段から落ちればいいのか？
でもそんな事したら自〇行為だ。
｢……おい、そこで何しちょる。｣
後ろから誰か声を掛けてきた。
聞いたことある声だ。
私はゆっくりと声の方へ向くと、見覚えのある姿があった。
｢……鯉登少尉？｣
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月21日 10時
